Categories: 19年秋ドラマ

蝶の力学の感想は面白い。ラスボスで思うこと【殺人分析班シリーズ】

19年にWOWOWで放送されたドラマ「蝶の力学」を見ました。
木村文乃、青木崇高らが主演のドラマですね。

人気ドラマ、殺人分析班シリーズです。
※ネタバレ表現あり

・蝶の力学は面白かった

僕は日本のドラマにありがちな、アニメっぽいキャラクターが苦手です。
その点、殺人分析班シリーズはキャラが普通の人間なので見やすいですね。(いくらか、ぎこちなさはあるけど)
WOWOWのドラマですから地上波のドラマとは違います。

見ながら気になったのは連続殺人事件の犯人が意外と早く捕まったことです。
どんでん返しと言いますか、容疑者と思われた人物が被害者になるの繰り返しだったので、まだ裏があるのかと思いきや・・・。




まったく別の事件がスタートしましたね。
あれも原作通りのエピソードになるのかな?
もっと深堀してほしい気もしたけど、したらしたらで犯人はすぐわかるエピソードだし、ああいう演出で仕方なしか。

それはともかく、指の謎が残ったまま犯人が捕まったので、スッキリしないまま終わった印象に。
だから「まだ事件に続きがあるのかなー」と思いながら見ていたら、あの事件は終わったので・・・。
まだ続くと思って真剣に見ていなかったので、逮捕後の取り調べがあまり頭に入っていない。

僕は「水晶の鼓動」がどういうドラマだったか、もう忘れてしまいましたが・・・。
とりあえず「石の繭」より水晶の鼓動が良かったのは覚えている。
今回の蝶の力学も石の繭より面白かったですね。




石の繭は最終回にあまり魅力を感じなかったから・・・。
その点、蝶の力学は菊地凛子さんがなかなか良かったですね。

・ラスボスに思うこと

ただ最近は韓国ドラマばかり見ているからか、ラスボスに物足りなさを感じる点も。
蝶の力学もそうだけど、一般的な国内ドラマは終盤でラスボスが判明してようやくラスボスの異常性が強調される演出になります。




一方で韓国ドラマは早い段階でラスボスが判明するので、ラスボスの異常性がドラマを通じて演出されるんですよね。
蝶の力学のラスボスは魅力的なキャラだったと思うし、もっと深堀されてほしかったかな。

ラスボスとして異常者の一面を見せながら、一緒に「クラスター16」を追う展開でも良かったと思うし。
ラスボスがわかったまま最後の事件に入れば、ドラマを通じて鷹野の過去も深堀できて良い感じだったのかも。
死んだ相棒とのエピソードも、もっとあればよかったと思うし。(ラスボスの過去もね)

まあ、なんにしても面白いドラマでしたね。
国内ドラマでは殺人分析班シリーズが1番好きです。
シリーズを重ねるごとに面白くなっていくのも凄いですね。




全6話なのでストーリー展開も早くて退屈せずに見ることができるのも良いところ。
ジャンル的に好きなら、おすすめの国内ドラマです。

スポンサードリンク

「ボイス」「サイン」「TWO WEEKS」がきっかけで韓国ドラマにハマりました。ジャンルはサスペンス・ミステリーが好き。男らしい男性キャラが好きで、非現実的なアニメっぽい男性キャラが苦手。好きな女優はキム・ヒソン。