日テレの土曜ドラマ「35歳の少女」で主人公の妹愛美を演じている橋本愛さん。
姉を演じる柴咲コウさんと顔立ちが似ていることもあり、なかなか良いキャスティングだと思っております。
一方で愛美の年齢は32歳ということで、実年齢より8歳も年上の役になっております。
やや違和感はあるかもしれませんね。
まあ、橋本愛さんが32歳の役をやるといっても、そこまで違和感はないと思うんですよ。
むしろ実年齢24歳と聞いてそんなに若いんだって感じじゃないですか?
大人っぽい雰囲気がある女優さんです。
違和感の正体の1つに、前作「同期のサクラ」とキャラがかぶって見えるというのはあると思います。
美人で仕事もできるけど、荒れているようなところ。
同期のサクラでは20代前半から30代前半まで演じていますが、印象に残っているのは新入社員の時代ですからね。
35歳の少女でも32歳というよりは実年齢ぐらいのキャラに見えちゃうわな。
🌸同期のサクラ★第1話まであと2時間🌸
カウントダウンは #橋本愛 さん💕
百合の花のような #百合 ちゃん。ガツガツしてないイマドキ女子です✨
ピースすら美しい😍#同期のサクラ#10月9日スタート#あと2時間#高畑充希 #新田真剣佑 #竜星涼 #岡山天音 #相武紗季 #椎名桔平 pic.twitter.com/BqBoJRt2H4— 【公式】「同期のサクラ」水曜よる10時スタート (@douki_sakura) October 9, 2019
そしてもう1つ違和感があるのが、実年齢39歳の柴咲コウさんと3歳差の姉妹というところで。
柴咲コウさんが35歳役を演じること自体はまったく違和感はないと思うんですけど。
ただ25年も眠っていたという特殊なキャラ設定なので、見た目もどんよりした雰囲気なんですよね。
老け顔メイクみたいな感じだし。
それに加えて言動や衣装が子供っぽいので、逆にかなり老けて見える印象です。
望美が老けて見えるのは特殊なキャラ設定上、必要な演出だと思います。
その一方で、愛美がより若く見えて32歳には見えないところもある。
まあ、この違和感がドラマの中で、さほど影響がないのであればいいですけど。
それともう1人、愛美の初恋の人物を演じる坂口健太郎さんも35歳のキャラは合わないと言われていますね。(実年齢29歳)
どの役者さんもそうですが、年上の役を演じるというのは難しいかもしれませんね。
坂口健太郎さんの演じる結人の場合は柴咲コウさんと同い年の設定。
おそらく橋本愛さんよりも坂口健太郎さんの年齢設定の違和感の方が、ドラマに与える比重は大きいでしょう。
坂口健太郎さんが演じる結人は、ちゃらんぽらんに生きているような感じだったから、若く見える設定もわからなくはない。
ただ望美が老けて見えるキャラだから、余計に違和感はあるわな。
【コラム】『35歳の少女』第1話は脚本・遊川和彦の“毒”が全開の内容に 絶望の現在をどう描く?#35歳の少女 #遊川和彦 #柴咲コウ #坂口健太郎 https://t.co/LThEVnCeWI pic.twitter.com/qyB0YL8NNn
— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) October 11, 2020
しかもこの2人のロマンスもあるんでしょうから、同級生に見えないというのは致命的になる可能性もあると思う。
そういう違和感は没入度を下げますからね。
僕は柴咲コウさんと実年齢同じぐらいの俳優さんが良かったんじゃないかと思っちゃうな。
望美が近所のお兄ちゃんに片思いしていたぐらいで・・・。
アラフォーでちゃらんぽらんキャラも痛いですが、そういうダメな男が望美と接することで成長していくのもいいし。
テレビ試写室:「35歳の少女」 遊川和彦が描く“眠り姫のその後” さまざまな「if」をついつい想像 https://t.co/HGZy4SmzJ1
— MANTANWEB (まんたんウェブ) (@mantanweb) October 10, 2020
35歳の少女は特殊な設定なので、キャラ年齢からくる見た目の違和感は仕方のないところだとは思うんですけどね。
仕方がないとは思うけど、それで満足度が下がっていく視聴者も多いでしょう。
特に愛美はまだしも結人はなー。
まあまだ1話が終わった段階なので、今後どういう展開になっていくかわかりませんが。
僕は妊娠しちゃうと思うんだよな。
年齢差の違和感をなくすために望美が普通の35歳っぽくなっていく演出があれば・・・。
それにしても柴咲コウさんと坂口健太郎さんでは役者のイメージからして、同級生には思えないからな。
そのときはもう仕方がないですね。
キャスティングは事務所の意向とかもあるんでしょうし、キャラと合わないこともあるわな。
そんな中でも柴咲コウ&橋本愛姉妹は良いキャスティングになったと思うし、良い姉妹になっていってほしいな。