悪魔の弁護人の桜葉あすみ記者(玄理)。世間の声を代弁するキャラ

僕が悪魔の弁護人を見ようと思ったきっかけは、玄理さんが出演していたからです。
(まあ、出ていなくても見たとは思うけど)

僕が彼女を知ったのは1年NHKで放送していたミストレスですね。

ミストレスも好きなドラマだったのですが。
唯一感情移入ができるキャラだったのが玄理さんの旦那役だった佐藤隆太さんということもあり、玄理さんも気になる存在でした。




そして次のクールではこちらも好きだった「まどろみバーメイド」に出演。
ミストレスは1度の過ちで妊娠をして、いつも悲しそうな顔をしているキャラ。
まどろみバーメイドでは一転、姉御キャラになって、悪魔の弁護人のあすみっぽくなりましたね。(髪もばっさりで)

ミストレス、まどろみバーメイドは女性中心の、キャラ好きドラマだったんですけど。
悪魔の弁護人は内容も見ごたえがあり好きなドラマです。


桜葉あすみは過去に被害者遺族を取材した際の体験から、少年法で守られた主人公御子柴を目の敵にしているキャラ。
個人的に好感度の高いキャラではないのですが、世間の声を代弁しているキャラですね。

同じく世間の声を代弁しているキャラの岬検事が裁判で暴走。
御子柴だけでなく御子柴の家族までが世間の注目を集め、つらい思いをすることに。
そんなときに御子柴を取材したのがあすみさん。
批判の矛先を自分だけに向けるため、家族を突き放したひどい受け答えをした御子柴。




当然御子柴が大炎上したのですが、今度は御子柴の元で働く洋子まで危険な目に。
自分の記事のせいで友人の洋子が暴行被害にあいケガをしてしまうという、ショックな事件が起きてしまいましたね。

そこらへんが悪魔の弁護人の見ごたえがあるなと思うところです。

これが現実の出来事だったとして、あすみさんを批判する人ってまずいないですからね。
記事を読んで御子柴を批判するか、しょうもないと思って黙殺するか、どちらかでしょう。
誹謗中傷という暴走した正義を振りかざしたところで、当事者以外の人が不幸になるというのがわかっていないというか・・・。




いまちょうど不倫が騒がれていますが。笑
あれも当事者だけが地に落ちるなら、正義感を振りかざして批判しても構わないのかもしれませんが。
それによって当事者の両親や家族、子供たちも不幸な目にあうわけですからねー。

両親とか本人以上につらい思いをしているだろうし、成長した子供が親のそうこう過去を知るときがくると思うとやるせないですよね。
物申したくなる気持ちもわからないではないけど、不倫なんか放っておけと思うのです。

あすみさんは正義のためにやっていたことで、周囲に傷つく人がいるということを知り、考えを改めたようです。
(ちなみにプロデューサーが(?)加害者家族を取材したとき、自分の正義感が間違っていたと感じた実体験があすみに投影されているそうです)
最終回でのあすみは違った形で御子柴のことを扱った記事を書いてくれるかな?




批判するなら周りの人のことも考えた言動をしてもらいたいと思いますね。
自分は1人を批判しているつもりでも、その裏でつらい目に合う人だっているわけですから。
そしてときに当人以上につらい思いをするわけです。

本当に不倫とか放っておけと。

僕は玄理さんとベッキーは役が反対の方が良かったと思っていたけど。
でも洋子の気持ちがわかるのはベッキーですね。笑
ベッキーも好演していますよ。

最終回も楽しみです。
あすみさんと岬検事、世間の声を代弁していたキャラの心変わりも注目です。

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