ドラマ「刑務所のルールブック」でジェヒョクと同部屋のカイストを演じたパク・ホサン。
刑務所のルールブックはパク・ホサンにとって知名度を大きく上げる作品になったようですね。
後続作の「マザー」にも特別出演し、マザーの後続作「私のおじさん」でも主人公の兄役を好演しております。
※ネタバレ表現あり
刑務所のルールブックのカイストはコメディキャラですね。
主人公にも好意的だし、好感度の高いキャラになりますが・・・。
実際にはなかなかの悪人なんですよね。
ジェヒョクの同部屋の受刑者の中では唯一、罪と向き合っていないキャラ。
前科も自慢げに話しているので、まったく反省をするような男ではないわけですな。
妻や息子も放置して悪いことをしていたわけですから。
そして女好き。(それは悪いことではないけど)
顔もいいし明るい性格、たぶん口も上手いのでモテるでしょう。
しかし、最後は悲惨な結末となっております。
息子の肝臓移植のドナーとなるも、息子は犯罪者の父が大嫌いなので会うことを拒否。
初めて罪を犯したことを悔いているように見えたカイストです。
本当かどうかわからないけど前科10犯と言っていましたからねー。
息子が物心ついてからも何度も逮捕されているということでしょう。
さらに母親を捨て別の女性と結婚、母の苦労している姿を見ているわけですから。
そりゃあ、息子は父を嫌うでしょう。
(ちなみに頭が白いのは地毛らしい)
エレベーターで偶然息子と一緒になり、父ではないと嘘をつき。
息子と一緒になったことで心を入れ替えたようにも見えましたがどうなることか・・・。
いざ娑婆に出たら元に戻りそうというか、移送先で元に戻ってそうだけどなw
しかし、突然の移送は寂しかったですね。
せめて別れのあいさつができれば良かったのに、それもなくて・・・。
このドラマはところどころで犯罪者は犯罪者であることをわからせるシーンがありますね。
いい人っぽいカイストも悪人だもんな。
それにしても、大きな手術をした直後に移送って厳しいな・・・。
カイストは獄中生活にも慣れているのでしょうが、それにしてもストレス凄そう。
作中ではいい人に囲まれていたけど、移送先で悪い奴らに囲まれたら悪に馴染んでいくんだろうなー。
そういえば、タバコの供給もしていたもんな。(実際にあんなことできるのかな?)
カイストが心を入れ替えて生活していく姿は、なんだか想像ができない・・・。