ボイス7話の感想。上杉渉のキャラは原作のナム・サンテの方が良い

日テレの土曜ドラマ「ボイス 110緊急指令室」の第7話を見ました。
やっぱり「カチカチ野郎」っていう言い方はダサいですね。笑


原作だと字幕だから気にならなかったというか、そもそもあんなにカチカチ野郎を連呼しなかったからな。(たぶん)
警察の人達がカチカチ野郎、カチカチ野郎言っているけど、なんかかっこ悪い。

あのカチカチの音も、コリコリ音が強調されている感じで耳障りが悪いですね・・・。
おっさんの口元&あのコリコリ音はなんか嫌だ。

今回は闇の深いエピソードをやるということで、どんなふうにリメイクされるのか少し楽しみだったのですが・・・。
原作とはまったく違って、闇の深さを感じられませんでしたね。
その一方で原作と違って黒幕と関係しているエピソードになっていました。




原作通りのエピソードだと闇が深すぎるというか、気分も悪いですからね。
あれは日本の地上波ではできない話なのかもしれません。

物足りなさはあったけど、尺の都合もあるし黒幕と結び付けたやり方は良かったですね。
まあ、面白いのは絶対に原作だと思うけど・・・。

原作だと、あの飛び降りようとしたおじさんは、精神科に連れて行かれるフリをして殺されかけましたからね。
臓器の密輸をしている連中で、手術室には大量の臓器もありました・・・。



さらに施設には新薬の影響でぐったりとしたホームレスが大量にいて・・・。
あれはインパクトがあった。

そしてリメイクではついに黒幕の兄である上杉渉が殺されてしまいました。
あのキャラも原作ではあんなに弱々しいキャラじゃなかったので不満がありましたが・・・。

彼は有能キャラなんですけどねー。

弟が快楽で殺しまくっても捕まらなかったのは兄のお陰ですから。
まあ、良いことではありませんが、ドラマの黒幕側の人間としては有能です。
その有能感も伝わってきにくいキャラでしたね。






そして奥さんの行動に関しても徐々に明らかになってきました!
ここらへんのことは原作よりもわかりやすくなっていると思います。

ただやはり面白いのは原作です・・・。
原作と比較するとエピソードはともかく、キャスティングや演出を比較したときに物足りなさが強いですね。




原作の力強いキャラとリアリティのある演出の方が僕は断然好きですね。
リメイクが悪いというか、そもそも日本でのリメイクに向かない作品だと思うんですよね。
リメイク単体で見たらまた違った印象だと思うけど、原作を見ている以上は原作の方が面白いとしか言えないですね・・・。

原作はリメイクと同じでHuluから見ることができるので、ぜひ見てください。
これはおすすめの作品です。


>>Hulu公式サイト「ボイス〜112の奇跡〜」

※紹介している作品は、2019年9月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。

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「ボイス」「サイン」「TWO WEEKS」がきっかけで韓国ドラマにハマりました。ジャンルはサスペンス・ミステリーが好き。男らしい男性キャラが好きで、非現実的なアニメっぽい男性キャラが苦手。好きな女優はキム・ヒソン。