ハケンの品格は黒岩(板谷由夏)を部長にするべきだった!

ハケンの品格2020ですが、2話を終えて塚地さん演じる宇野部長の評判がよろしくないですね。
今回は伊東四朗さん演じる社長がキーマンになりそうなので、部長が有能だとドラマが成立しないです。
ある程度、部長が嫌われキャラになるのは仕方がないのですが・・・。

塚地さんにとっては芸人がドラマに出ることに懐疑的な人も多いこと、前任者が松方弘樹さんというのも不運でしたね。

嫌われキャラになる必要がある以上、誰がやっても前作の桐島部長みたいな人が良かったと言われると思います。
ただ前作からの出演者であれば話は別であり、黒岩を演じた板谷由夏さんという適任者がいるので尚更惜しいですね・・・。




黒岩さんはキャリアウーマンであり、気の強いキャラでもありました。
だから宇野部長のように、ハケン社員に対して理不尽な態度をとることもできるでしょう。
最終的に主任となっていたので、部長に出世していても違和感はないですしね。

また黒岩さんは気が強い性格に見えて、裏では葛藤している様子でしたからね。
ハケンに対して理不尽な態度をとる部長でありながら本心は違う。
同期である里中課長が、黒岩さんの態度に理解を示すシーンを入れれば好感度が低いキャラにはならないでしょう。




さらに13年前はともかく、現代であれば女性管理職は珍しくありません。
黒岩さんであれば男社会で働く女性管理職の苦労も描くことができます。
そうしたところから、社長をヨイショして下にきつく当たる宇野部長みたいなことをする理由もできますしね。

大前春子なら同性として、そういう黒岩さんにビシッと物申すこともできるでしょうし。
ヒューマンドラマとして良いネタになると思うんですけどね。

板谷さんは「ハケン占い師アタル」に出演していたので、ハケン繋がりのネタもありますし。
宇野部長じゃなくて黒岩部長だったら、かなり良い感じだと思うんですよねー。




宇野部長はコメディとしても成立していないから余計に印象が悪いんですよね。
前作の東海林みたいにハケンにきつく当たりながら、コメディとして成立しているなら印象も悪くないんですけど・・・。
それか今作の社長みたいに嫌われキャラになるか。

宇野部長はコメディとしても嫌われキャラとしても中途半端だから、批判の声も目立つんだろうな。

黒岩部長だったら前作からのキャラだし、女性管理職の悩みを描けるし、派遣社員に理不尽な態度をとっても里中課長でフォローできるし。
大前春子とは役者的にも同世代だし、良いバチバチ関係を描けそう。
なんで黒岩部長にしないんだというぐらい良いキャスティングだ。




まあ、ハケンの品格シーズン2もまだまだ2話が終了しただけですからね。
これから宇野部長もコメディキャラとして成立してくるかもしれないし。

黒岩さんもゲスト出演して近況報告ぐらいすれば、前作ファンも嬉しいでしょう。
板谷由夏さんの特別出演があることを願いたいですね。

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「ボイス」「サイン」「TWO WEEKS」がきっかけで韓国ドラマにハマりました。ジャンルはサスペンス・ミステリーが好き。男らしい男性キャラが好きで、非現実的なアニメっぽい男性キャラが苦手。好きな女優はキム・ヒソン。