まぶしくてのアン・ネサン。父の冷たい演技が良い!

韓国ドラマ「まぶしくて」で主人公ヘジャの父を演じたアン・ネサン。
さすがの演技でしたが、当時の反応はどうだったんだろうな。

※ネタバレ表現あり

お父さんの正体は認知症のヘジャが勘違いしているだけで、本当は息子。
僕は認知症というネタバレを知っていたので、本当は息子なんだろうなということはわかりながら見ていました。


でもドラマでは娘が突然おばあちゃんになったというファンタジー路線で進んでいたわけです。
娘がおばあちゃんになったのに、あんな冷めた目で見続けていたら印象悪いよな。

認知症になった母を冷めた目で見続ける息子。
まあ、元々母親からの愛情を感じずに育ったということなので、余計に思うところがあるかもな。




そもそも自分の母が認知症になったら「面倒くさいなー」という感じにもなるんだろうな。
(で、奥さんが面倒を見ることに・・・)
ある種の現実逃避でもあるのでしょうが。
でも母親に「お父さん、お父さん」って呼ばれ続けたら、そりゃ逃げたくなるわ。

ファンタジー路線でもたまに正気に戻った(?)ヘジャが良い味を出しているんですよね。
お父さんもヘジャに優しくされるたびに良い顔(悲しい顔)をしていた。

認知症になる前から、自分の足のせいでお母さんが変わったと思っていたんだからな。
最終回では母の愛を感じる決定的な出来事があり、そこがまた良いシーンだった。




僕はただ認知症の母が煩わしいんだろうなと思って見ていたけど、それだけじゃなく足のことで母との間に不和が生じていたところもあったんだな。
親の心子知らずと言うヤツですな。
もう1度見たらファンタジー路線の伏線の受け取り方も違ってきそうだ。

ちなみにヘジャの子供テサンを演じた子役はソ・ウジン。
ドラマを見てもしかしてとは思ったけど、やはり「ハイバイ、ママ!」でキム・テヒの子供を演じて話題になった子ですね。
キム・テヒとハン・ジミンの子供を演じるとは凄すぎるキャリアだな・・・。

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