先日KBSのドラマ「出師表」が最終回を迎えました!
これは僕の見るようなドラマではないのですが、アフタースクールのナナが主演ということで気にかけていたドラマです。
低視聴率でもマニア層を生み、ナナも女優として評価が上がれればいいなーと思っていたのですが。
まさにその評価を得たようなドラマになりましたね!
視聴率は初回1部3.0%、2部3.5%のスタート。
最高視聴率は2話2部の3.7%で最低視聴率は12話1部の2.0%。
最終回は1部2.6%、2部2.9%となっております。
非地上波のドラマならまだしも、地上波のドラマとしては低い数字・・・。
水木ドラマは他局も同じようなものですけど。
20年のKBSはヒット作0本と言われるほどドラマが低迷しているのですが、1%台に落ちなかっただけ善戦しております。
「出師表」というタイトルからしてパッとしないドラマですが。
こちらは政治が舞台のラブコメとなっています。
テーマ的にも低視聴率は仕方がないでしょう。
肝心の評判の方ですが、やはり政治がテーマというのが1つのポイントで。
実際の政党を連想させる政党名、革新を善とし、保守を悪とするようなメッセージなどなど・・・。
そこらへんが偏向報道につながるということで議論されていたようです。
まあ、そういう批判があるのはわかりますが・・・。
我々日本人が見るぶんには、たぶん気になる人は少ないと思うんですよね。
それにガチガチの社会派ドラマならともかくラブコメなんだし、そんなに気にすることもないかなと。
ラブコメという面ではナナとパク・ソンフンのロマンスはマニア層を生むことに成功したようです!
これまでも演技で高い評価を得てきたナナですが、今作が初のラブコメ。
新しい演技の方もしっかりとこなし、女優として役の幅を広げたようですね。
もともとルックスはとてつもなく良いですからねー。
これまではクールな役が多かったのでしょうが、今回は明るい役を見事にこなし。
ナナが良かったからこそ、実際にドラマを見た人からは評判の良いドラマになったわけですよ。
視聴率の伸びこそありませんでしたが、大きく下がらなかったということは、視聴者の支持は得たということですしね。
同枠の前々作「おかえり」は地上波歴代最低視聴率0.8%を記録、前作「霊魂修繕工」も5%スタートながら1%台まで落としましたから。
ストーリー的にも、いわゆるとんでも展開ではなく、現実感のあるもので好評。
コメディ的にもそれなりに評価を得ていて、そのコメディ役を役者もうまく消化したということですね。
今回も興行的には成功とは言えないわけですが、それでも視聴者からはシーズン2の声もあるようです。
自身は高評価を得ながら作品はイマイチということが続いていたナナもようやく日の目を見ることになったかな?
海外市場でも特に成功することはないでしょうけど、一部のマニアを生めばね。
ナナも映画の公開を控えているので、少しは弾みがついたんじゃないかな?