17年に中国で公開された映画「夏、19歳の肖像」を見ました。
主演はファン・ズータオで、過去にEXOという韓国のアイドルグループで日本デビューしているようですね。
簡単なネタバレありきの感想です。
バイク事故で脚を骨折して入院中のカン・チャオ。病室で暇な時間を過ごす彼が窓から外を眺めていた時に、目に入ったのは・・・・#島田荘司 #原作 #映画 #夏19歳の肖像 #ファン・ズータオ pic.twitter.com/fZc2KgqbC0
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原作は島田荘司の同名の小説ということで。
サスペンスというよりは青春、恋愛系の印象が強かったかな?
けっこう面白い作品でした。
バイク事故での入院中に、窓から見えた美女に恋をした主人公カン。
そこで家族喧嘩の末、父を殺してしまった女の子の姿を目撃してしまったわけですね。
最初はそんなに美女か?と思ったけど美女でしたね。
石原さとみ系の美人さんでした。
良いところのお嬢様だったようですがストーキングの末、彼女の務めるリサーチ会社でバイトをすることに。
ここで彼女と仲良くなることに成功し、駆け落ち状態で関係を深めるという夢のようなお話でした。
ただまあ、彼女は殺人者。
しかも、家出状態ということもあり母が用心棒に捜索を指示。
それに加えてすべてを知るという謎の人物から脅迫メッセージを受けるなど、カンを悩ませていたわけですね。
そこがサスペンスの要素なのですが。
キャラクター紹介その2:ジュー・リー(リー・モン)。カンの大学の友人で、カンが入院している病院の理事長の娘でもあり、彼に対していろいろと世話を焼いている。#島田荘司 #原作 #映画 #夏19歳の肖像 #ファン・ズータオ #チャン・ロンジー監督 pic.twitter.com/U9Gxp2R84l
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カンをストーカーしながらメッセージを送っていた脅迫者の正体は友人2人。
カンのことが好きだったという女の子が、こっそりとスマホに監視アプリをインストール。
カンが病室で使用していた望遠鏡に細工をして、カンが覗いていた女の子の存在も知っていたというね。
親友の男の子も彼女に協力していたようですが。
ストーカー女も怖いですな・・・。
まあ、主人公もストーカーどころか自宅に不法侵入していたけど。
そして、父を殺した女の子ですが。
まあ、本当は殺していないんだろう感はありましたよね。
実際にあれは病に倒れただけで、父を刺していたわけではないと。
さらに、そもそもあれはお父さんではないという展開もありました。
実の父が負債を抱えており、母がお金持ちの愛人になるように仕組んだことだったかな?
お金のために母と一緒に愛人と暮らし、普通の恋愛のできない寂しい思いをしていたようですね。
だから主人公と駆け落ちのようなことをしていたという。
ストーカー女に「人を愛せない辛さがわかるか?」と説いていたのは、そういう事情があったのか。
キャラクター紹介その1:シア・インイン(ヤン・ツァイユー)。 入院中のカンが病室から外を眺めていた時に見つけた、豪邸の2階に佇む美しき女性。彼女を見初めたことが事件を目撃するきっかけとなってしまう。#島田荘司 #原作 #映画 #夏19歳の肖像 #ファン・ズータオ #チャン・ロンジー監督 pic.twitter.com/RaXek2Cy2O
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それにしてもなんで彼女を探していた護衛の人たちは、あんなに乱暴だったんだろうな。
裏社会に足を突っ込んでいるわけではないんでしょうし。
原作は日本だけど、原作の小説もあんな感じだったのかな?
サスペンス的な面白さが特別あったわけではないけど、楽しめた作品でした。
父の死体の隠し場所(と思われた場所)に赤ちゃんの標本が出てきたのもびっくりでしたね。
主人公は10年後の姿の方がかっこよかったな。
19歳のエピソードなので、ああいう髪型も仕方ないか。
いよいよフォーラム仙台も明日18日が上映最終日となります。
上映時間は、13時25分、18時10分の2回上映となっております。
パンフレットも発売中です。
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退屈なこともなかったし楽しめた映画ですね。
まあ、真相が明らかになるシーンがあっさりとした印象はありましたけど。
エピソード自体はけっこう面白かったです。