サイン4話のラストは柚木の恩師である兵藤院長の死という結末でした。
5話ではまず、本当に自死なのかというところから入るわけですが。
今回は原作からそこらへんのネタバレです。
4話の感想でも少し書いたけど、兵藤先生は本当に自死です。
では直前に会っていた伊達はなにをしていたのかというと・・・。
兵藤先生に過去の出来事、すべてを話すように提案しています。(たぶん。)
過去というのはざっくりと言うと・・・。
柚木の父らの検視結果を捏造、その見返りに法医研設立のバックアップを受けるというものです。
1人残された兵藤先生は法医学の未来を守るためにも、そのような決断をしてしまったようです。
そして自らが死ぬことによって過去を隠し、法医研を守ろうとしたわけですね。
過去を話すべきと考えた伊達も院長の意思を尊重し、柚木には何も言わない選択をするのですが。
たしか兵藤院長は柚木に手紙を残しており、柚木はそこから過去のことも知るわけですね。
で、次回予告にある究極の決断を迫られます。
この究極の決断がなにかと言えば、たぶんアレのことだと思うのですが・・・。
今回起きている連続不審死事件の死因は、25年前に兵藤院長が捏造したのと同じ死因なんですよね。
法医学でもあまり研究の進んでいない毒を使っていたから、毒が検出されなかったのですが。
原作によると、その毒の致死量というのが法医学で明確にはなっていないと。
だから死因は毒によるものだと断定できないと柚木は裁判で証言。
その証言がもとに、毒殺した院長は釈放されてしまう結果となりました。
柚木は兵藤院長が死因を捏造したという事実を認めたくない思いもあったんでしょうね。
捏造の過去を隠して法医研を守るという院長の気持ちも尊重した思いもあったのでしょう。
原作では釈放後に毒殺院長は、被害者遺族に逆に毒を盛られて殺されてしまいました。
遺族も一緒に毒を飲んだため2人が死亡・・・。
自分のせいで2人も死人が出たと責任を感じた柚木は法医研を辞めてしまいました。
で、本当に辞めてしまいました。笑
辞めると言ってなんだかんだ戻るのかと思ったら、本当に辞めたからな。
驚きの展開ですが・・・。
なんという立場なのかは忘れたけど、その後は現場検証に立ち会ったりしていましたね。
最後まで法医研に戻ることなく、警察や景ちゃんと協力して事件に関わっていました。
不審死事件が終わったら、残っているのは景ちゃんの妹が被害にあった通り魔事件。
それと初回放送でやった有名歌手の殺害事件の2つだと思います。
原作では歌手殺害事件がメインなのですが、リメイクではまったく触れられませんね・・・。
原作だと森川葵さんが演じる女性がちょくちょく登場して、怖い女っぷりを見せたり。
そのたびに木下ほうかさんが法医研に圧力をかけたりしていたんですけどね。
そこらへんが全然触れられないから、ラストが大丈夫かなという気にもなっちゃいますね。
何にしても5話で法医研の過去が明かられるわけですね。
平常心を失った柚木先生の行動にも注目です!