今年は日本でも視聴者層が増えた韓国ドラマですが、現地の視聴率は低迷しております。
どうも、来年には韓国ドラマの制作も減るかもしれないみたいですね。
ただでさえリアルタイムでテレビを見る人は減っているわけですしね。
今年はコロナで制作も難しいところもあったんでしょうし。
製作費だって、見るからに日本のドラマよりお金がかかっているもんな・・・。
パク・シネ&キム・レウォン主演の人気ドラマ「ドクターズ」DATVで9月に日本初放送! https://t.co/V0t6TDFjrE pic.twitter.com/pkiskbCuho
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・韓国ドラマは視聴者の奪い合い?
日本で主に話題となるミニシリーズを放送している局はSBS、KBS、MBCの地上波3局。
そしてケーブルテレビのtvN、総合編成チャンネルのJTBCの計5局がメインになりますね。
そのうちヒット作を生みドラマ興行に成功しているのがSBS、tvN、JTBCの3局になります。
日本だとSBSの「ザ・キング」、tvNの「愛の不時着」、JTBCの「梨泰院クラス」が話題になりましたね。
20年KBSに関してはミニシリーズが全滅と言っていいぐらい低視聴率・・・。
MBCは話題になった名作評価の作品はあるものの視聴率は伸びていません。
日本だと10%が1つの目安だけど、韓国地上波ドラマは5%が目安の感覚ですからね。(その5%にもいかない・・・)
KBSとMBCはドラマの本数も減るかもしれない。
日本で大人気のドラマ「愛の不時着」&NiziUも!2020ユーキャン新語・流行語大賞にノミネートhttps://t.co/Ae0tFhv29a#愛の不時着 #NiziU #ニジュー #流行語大賞 pic.twitter.com/j0I1UztKCm
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日本と韓国ではドラマの編成も大きく違いますが、わかりやすい違いとして放送時間が各局でかぶっていることにあります。
日本の連ドラって放送時間がかぶっているケースってあんまりないじゃないですか?
でも韓国のミニシリーズ(日本で言う連ドラ)は月火ドラマ、水木ドラマ、金土(土日)ドラマと放送日が決まっており、放送時間も被っていることも多いです。
各放送局が毎日のようにドラマを放送しているわけですからね。
放送時間がガッチリとかぶっていなくても、毎日3本も4本もドラマを見られないじゃないですか?
【編集部Choice】#パク・ソジュン、元HELLOVENUS #ナラ らが出演する新ドラマ「梨泰院クラス」の制作発表会が開催。
人気ウェブ漫画が原作のドラマは、梨泰院を舞台に若者たちの“ヒップな”反乱が描かれます。パク・ソジュンはまっすぐな青年パク・セロイ役を演じます!https://t.co/75ejjKZGXQ pic.twitter.com/KFt1j9YREG
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ただでさえドラマをリアルタイムで見る人が減っているのに、その中からさらにドラマ視聴者層の奪い合いになるわけですからね。
もちろんバラエティの競合もあるわけですし。
そりゃあ、ドラマの視聴率が伸びないのも仕方がない。
日本でも動画配信サービスの普及で、ドラマをリアルタイムで見る人は減っているでしょう。
それどころか動画配信サービスの普及で海外ドラマが身近になったので、国内ドラマを見る人自体が減っているはずです。
これは韓国だって同じことが起きているわけですね。
イ・ジョンソク×ハン・ヒョジュ主演「W-二つの世界-」今秋CS衛星劇場で日本初放送! https://t.co/nE4gg0MF3d pic.twitter.com/i5PJTUjwlX
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・ドラマのクオリティは上昇中!
ただ、そうはいっても表面上は景気が悪いように見えない韓国ドラマ業界です。
確かに視聴率は残念な数字が並んでいますが、ドラマ自体のクオリティが下がっているわけではないですからね。
先にあげた5局以外にもOCN、MBN、テレビ朝鮮、チャンネルAといった非地上波の放送局も週末にドラマを放送していますが。
OCNは日本でもリメイクされた「ボイス」でお馴染みの局。
サスペンスやミステリードラマをメインに放送し、視聴率は低いけど熱心なファンが多いであろう局です。
【PHOTO】イ・ジヌク&イ・ハナら、ドラマ「ボイス2」制作発表会に出席 https://t.co/lrIMoUyFRx pic.twitter.com/jDC0j0SftC
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MBN、テレビ朝鮮、チャンネルAというのはドラマの話題性が弱かった総合編成チャンネルですが。
それが最近は地上波ドラマ並みの視聴率を叩き出す作品を生むなど、ドラマの話題性も確実に上がっています。
比較的新しい放送局も良いドラマを作るようになっているので、良くも悪くも競争が激しくなっていますね。
競争が激しいから全体のクオリティが上がる一方で、視聴者の奪い合いの側面は強くなるのかもしれませんね。
まあ、ドラマが多すぎるので編成で本数が減ってしまうのは仕方がないかもしれませんね。
SBSなんかは今年、水木ドラマを止めて月火、金土に絞った結果、すべてのドラマをヒットさせていますからね。
本数を減らしてその分、他のドラマのクオリティが上がるなら、それはそれでよいですしね。
韓国で大ヒット!放送中の人気ドラマが早くも日本へ…ソン・ジュンギ×ソン・ヘギョ「太陽の末裔」が6月初放送決定 https://t.co/bsAOTcsGys pic.twitter.com/XOBL5MoN2f
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・制作環境も悪化
やはりコロナの影響で制作がスムーズにいかないことも増えています。
韓国ドラマは最終回を迎えたら翌週には新ドラマの放送がスタートぐらいの感じですけど。
今年は1ヵ月、2ヵ月と間隔があくケースもありました。
現場の負担もあるでしょうから、やはりドラマが減るのはやむなしか・・・。
見るからに製作費だってかかっていますからね。
視聴率が低迷し広告収入減、いくら海外販売での売り上げがあっても製作費を回収できる作品ばかりではないでしょうしね。
そういえば、最近はウェブドラマの話題も増えているけど、今後はウェブドラマも充実してくるかもしれませんね。
いまは若手やアイドルの経験を積む場みたいなイメージだけど、これからはキャリアのある俳優の出演も増えるかも。
若者向け以外のウェブドラマも増えてくると面白そうだけど、それはまだまだ先の話かな。
大ヒット韓国ドラマ『A-TEEN』の姉妹作『#また出会った君』、「AbemaTV」で日本最速放送 YouTube の累計再生回数 2 億回を記録し大きな話題を呼んだ『A-TEEN』に続く新作 11 月 30 日(土)夜 9 時より放送開始 #ATEENhttps://t.co/u4eKfPZDxr pic.twitter.com/f61T5dJjPJ
— Korepoコレポ (@Kkorepo) November 28, 2019
日本もどんどんウェブドラマを制作するといいと思うんだけどな。
あとはドラマの本数を減らすというより時間を減らすのは良いと思うぞ。
韓国ドラマは数年前に比べるとずいぶんとクオリティが上がっているけど、日本のドラマは変化を感じないもんな。
クオリティが上がらないなら上がらないで、気楽に見られるドラマが増えればいいと思うんだけどな。
内容的には気軽に見られる作品なのに、時間が長いのがネックなんですよね。
1時間じゃなくて30分枠にしてくれると見られる作品が増えそう。