SBS上半期2049視聴率5年連続1位。ドラマも全作ヒットさせる!

SBSが2049視聴率(20~49歳をターゲットにした視聴率)上半期1位だったようです。
これで5年連続SBSが1位ということで。

バラエティもですが、SBSはドラマでも成功作を生んでいるんですよね。

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浪漫ドクターキムサブ2」は20年上半期、地上波のドラマでは最大のヒットでしょう。
人気シリーズの続編になるわけですがキャストも変更。
そこには前作ファンから不満の声もあったわけですが、ドラマが始まって見ると新キャストも好評だったようで。




平均視聴率18.4%というのは、いまの時代とてつもない数字ですね。
日本の感覚でも凄いけど、韓国は放送局が多いのでより凄い数字。

そしてキムサブ2の後続作となる「誰も知らない」もヒットしております。
平均視聴率8.6%、自己最高は11.4%。
視聴率が良くも悪くも変動の少ないドラマなのですが、ジャンル的に途中から見る視聴者が少ないですからね。
視聴者の評判はよく、だからこそ視聴率も落ちずに安定した数字を残しました。




誰も知らないの後続作である「グッド・キャスティング」も1話平均の最低視聴率が7.25ですから、視聴率的には悪くないんですよね。
こちらは「誰も知らない」と違い、必ずしもドラマの評価は高くないようですが・・・。
競合が弱いことに加え、なんだかんだ大衆受けしたドラマということでしょう。

誰も知らないもグッドキャスティングも、もともとは水木ドラマ枠で放送予定だったんですよね。
それをSBSは水木ドラマ枠を廃止したので、月火枠で放送することになっています。




水木ドラマ枠はバラエティの競合が強いこともあり、どの局のドラマの視聴率低迷しております。
SBSは水木のドラマを廃止して、月火、週末ドラマに力を入れることで、ドラマのクオリティアップに成功したわけです。
それが数字にもしっかりと表れたわけですな。

そして週末ドラマでは「ストーブリーブ」の大ヒットですよ。
これは凄いなと。
野球のドラマで、しかもプロ野球のフロントのエピソードですからね。
これを成功させたのは凄い。




まあ、日本でもTBSが「ノーサイド・ゲーム」を成功させたけど。
あれは池井戸潤原作というのもあるし、ドラマ枠も定番中の定番枠ですし。
ラグビーワールドカップ日本開催が迫っていてラグビーの注目度が上がっていたというのもあるし。

ストーブリーグも定番枠といえば定番枠なのかもしれませんが、それにしてもね。
前作「バガボンド」がスターのイ・スンギ主演で注目を集めながら、興行的に物足りない数字だったわけですし。
しかもストーブリーグの競合は「愛の不時着」ですからね。




これで平均視聴率12.5%というのは凄い。
日本なら平均15%超えぐらいの感覚じゃないかな。

最高視聴率も19.1%ということで、野球ドラマでこの数字は本当に凄い。
野球に興味ないドラマファンがたくさん見ないとこんな数字にならないけど、なんで見たんだろうな?
スポーツドラマの大ヒットは26年ぶりだそうです。

ストーブリーグの後続作「ハイエナ」もヒットしております。
平均視聴率は10.1%とストーブリーグより低いんですけど、シーズン2待望論もある人気ドラマです。


主演はキム・ヘスですが、ソン・ヘギョが断ったからキム・ヘスに回ってきたということでこれが大成功。
キム・ヘスが好評だったようですが、ソン・ヘギョのイメージとは違うキャラだったようで幸いしましたね。

もう1つ2049視聴率上位30位番組の中のSBSドラマは「ザ・キング:永遠の君主」があります。
これは平均視聴率7.6%ということで。(必ずしも悪い数字ではありませんが)
20年上半期最大の注目作ということで、前評判を考えると失敗作のイメージがあるんですけど。




まあ、本来なら見るべきではない人まで見たので酷評にあふれた面はあるのでしょう。
日本を含めた海外では好評のドラマなので、見るべき人が見る分には楽しめるドラマなんでしょう。

改めて見るとSBSは20年上半期のドラマを全部ヒットさせたんだなー。
1番の失敗がザ・キングというのも皮肉なものですが、そのザ・キングも海外で成功しているので興行的には悪くないですしね。




これだけ地上波ドラマの低迷が叫ばれているなか本当に凄いですね。
現在放送中の「コンビニのセッピョル」も好評ですし。
最近はtvNとJTBCの勢いが凄いイメージだけど、SBSも手堅くヒット作を連発しております。

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