35歳の少女3話の感想。お母さんの感情移入ができない

日テレの土曜ドラマ「35歳の少女」の第3話を見ました。
本当に過保護のカホコみたいになってきたな。

「こんなの初めて」状態だし、結人くんもハジメくんっぽいし。
キャラは微妙に違うけど、演技の感じとか似ているな。

・お母さんに感情移入できない

今回思うこととしてはお母さんに感情移入できないよな。
最後のシーンだってお母さんのことがよくわかんないから、感動も半減どころではない。
娘が目覚めた瞬間に、冷静に現状を説明したお母さんだからなw

お母さんの笑顔が消えた理由というのがイマイチわからない。
これからやっていくのかもしれませんが、3話の時点でもう少し深堀してもよかったと思うけどなー。

亀の人形に愚痴を言う回想シーンとか、絶対にあった方が良かったわ。
今回、望美から感謝の言葉を聞いたことで、お母さんは変わっていくのか・・・。




ここまで意外と周囲の人物が変わっていないですね。
心に問題を抱えている人ばかりだし、どんどん変わっていくのかと思った。

・韓国ドラマとは違う1話完結の限界かな

今回僕はお母さんの過去を深堀した方がいいとは思ったけど、1話完結ではそこまで回らないんですよね。
お父さんの再婚先のエピソードや愛美のエピソードもあるし。
どうしても時間が足りない。




僕は韓国ドラマが好きですが、韓国ドラマの場合は基本的に週2放送です。(2日連続での放送)
そして1話が60分以上ある。
日本の場合は週1放送で、CMを抜いたら45分ぐらいかな。

日本のドラマが1話で起承転結するところを、韓国ドラマは2話使って起承転結させるイメージです。
しかも放送時間も長いから、日本ドラマで言えば実質3話分の時間を使って起承転結する感覚です。。
そりゃあ、キャラも深堀されるし、エピソードに深みも出ますよね。

一方で、韓国ドラマは時間が長いぶん、ストーリーがなかなか進まず退屈になるドラマも少なくはありません。
だから必ずしも韓国のドラマ編成が良いとは思いませんが・・・。(名作の質は高くなりますけどね)
その点、日本のドラマは確実にストーリーが進んでくわけですから良くも悪くも安定感はあるかもな。
でも物足りない部分は確実に出てくると思う。




そういえば愛美って結人をきちんと指名して、お金を払って愚痴を聞いてもらっているということで。
友達付き合いでもおかしくなさそうなのに、意外と律儀なところがあるんだな。
でも、なんだかそのうちホストにハマってしまいそうだぞ。

仕事で付き合っているのにお母さんに怒られる結人もかわいそう・・・。
過保護のカホコだな。

過保護のカホコは、カホコが中心のエピソードだったから良かったんだよな。
35歳の少女は家族それぞれにエピソードがあるから、時間が足りない印象になっちゃう。
やっぱり1話完結は演出が難しいところもあると思いますよ。




でも、35歳の少女は同期のサクラよりは好きなドラマですね。
文句をいいつつ、嫌な感じはしないのでこれからも見続けます。

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「ボイス」「サイン」「TWO WEEKS」がきっかけで韓国ドラマにハマりました。ジャンルはサスペンス・ミステリーが好き。男らしい男性キャラが好きで、非現実的なアニメっぽい男性キャラが苦手。好きな女優はキム・ヒソン。