石の繭 殺人分析班の感想。落ち着いたキャラ設定が良いドラマ

15年にWOWOWで放送されたドラマ「石の繭 殺人分析班」を見ました。
これは過去に見て好きなドラマです。

犯人トレミーのスピンオフドラマがあるので、それを見ていたのですが・・・。
トレミーがどんなヤツでどんな事件を起こしたのか忘れたのでイマイチ入っていけない。
そこでもう1度「石の繭」を見て、それからスピンオフを見ようと思いました。

・石の繭は面白い

僕は殺人分析班が国内ドラマでは1番好きです。
いま改めて見てもその気持ちは変わらないかな。

なにが良いって変なキャラがいないことですよ。
コメディでもないのにコメディっぽいオーバーなキャラがいるじゃないですか。
僕はああいう非現実的なキャラが好きではないので、そういうキャラがいないだけで高印象です。




ドラマの雰囲気も地上波とは違いますよね。
置きに行っている感じがしない。

やや過激な(グロテスクに近い意味で)、地上波ドラマではないようなシーンもあります。
苦手な人もいるとは思うけど、緊張感は出てくるし僕は良いと思うな。
地上波ドラマでも過激にしてくれとは言わないけど、無駄にコメディを入れなくてもいいんじゃない?とは思うぞ。

やっぱり緊張感があるドラマが良いな。
面白さというのは笑いだけじゃない。

・犯人トレミーについて

スピンオフを見ていてトレミーの過去を忘れたのが、久しぶりに石の繭を見た理由です。
で、今回トレミーの過去に起きたこと、トレミーがなにを思って行動しているのかがわかった。




僕がトレミーでマイナスだなと思ったのが、最後「ハー、ハー」うるさいこと。
不気味さを出すのにハーハー言うのはいいんだけど、ハーハーいらないようなシーンでもハーハー聞こえる。
電話でハーハー言っていないなら、あそこでもハーハーいらないと思うんだけどな。


ハーハー言うのはオーバーだったと思うけど、その他はトレミーも過剰な演出がなかったのは良かったかな。
ハーハーいうのも1分2分のことなので、まあ、それくらいはいいでしょう。
不気味さや、ある種の気持ち悪さはよく出ていたと思います。

でもハーハー以外でも最後は株を落としたところはあるかな。
スピンオフがあるぐらいだからトレミーには同情するような犯行動機があるわけですけど。




トレミーの気持ちもわからないでもないけど、最後の襲撃は違う気がするな。
その前の大爆発までは良かったと思う。
最後もそれくらい憎悪の気持ちが強かったということですけど、同情の気持ちが薄れた感はあるな。
そうはいっても特殊な環境で育ったわけだから同情の余地はある。

しかし、石の繭は良いドラマでしたね!
次回作の「水晶の鼓動」はもっと良かったもんな。
また近いうちに見てみたい。




地上波ドラマとはまた違った良さのある作品です。
とにかくキャラ設定が心地よいから見やすいわ。
地上波でもこういうドラマが増えてくれると見やすくて助かるんだけどな。
石の繭はおすすめのドラマですね。

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「ボイス」「サイン」「TWO WEEKS」がきっかけで韓国ドラマにハマりました。ジャンルはサスペンス・ミステリーが好き。男らしい男性キャラが好きで、非現実的なアニメっぽい男性キャラが苦手。好きな女優はキム・ヒソン。