先日、放送延期になり1日遅れで13話が放送された「ザ・キング:永遠の君主」ですが。
自己最低視聴率の更新こそ逃れましたが、12話からは視聴率も下がってしまいましたね。
13話の視聴率は1部が5.6%、2部が7.7%。
6%台、8%台を記録した12話から下落です。
そもそもここへきて放送休止というのも良い傾向ではないですからね。
撮影も編集も終わっているから予定通りに放送しても問題はないわけですが・・・。
コロナの啓発にパンデミック映画を放送するという、もっともらしい理由ではあるのですが。
ザ・キングが序盤ならまだしも、終盤に入っているわけですし・・・。
本来なら盛り上がるタイミングで放送延期というのは屈辱的ではあります。
せめて放送延期で視聴率が上昇すればよかったのですが・・・。
テレビショッピングなのかドラマなのかわからないと揶揄されるザ・キングです。
もちろんPPLだけではなく脚本にも不満があると言われているわけですが。
そして最近の韓国ドラマは若手の苦戦が見られますが、イ・ミンホも例外ではなかったということですね。
ザ・キングは「花より男子」と「相続者たち」と「トッケビ」を混ぜたようなドラマとの声があります。
それはイ・ミンホとキム・ゴウンだからというのは当然あるわけです。(相続者たちとトッケビは脚本家もザ・キングと同じだし)
ですが、いくら同じ俳優でもイメージが変わっていないからこそ、相続者たちやトッケビみたいと言われているわけですな。
10年前のドラマと同じキャラだと言われるのは、そりゃあちょっと俳優として困るわけじゃないですか?
でもイ・ミンホクラスのスターになれば、それまでのイメージを変えるというのは難しいことでもあります。
彼クラスになると企業の広告塔としても活躍しているのが一般的ですから、イメージを変えることができない事情もあるかもしれません。
そうは言っても20代と30代では演技の幅もないと、今後は苦しいキャリアになりますからねー。
イ・ミンホにとっても過渡期を迎えているんでしょうね。
ザ・キングに関しては彼の問題というよりも脚本の問題が大きいのでしょうが。
脚本の問題にしても、彼の演じるキャラに魅力が乏しいと言われているのも事実ですし・・・。
僕の好きなキム・ヒソンだって歴史的な活躍を見せた全盛期があり、長い長い低迷期があり・・・。
でもその低迷期の間に演技が磨かれたから、再びトップ女優として活躍しているわけですしね。
(そういえば、低迷期にシンイ-信義-でイ・ミンホと共演していますね)
人気があればあるほどイメージの脱却は難しいでしょうが、そこを乗り越えないとこれからのキャリアが不安視されます。
イ・ミンホもザ・キングの出演が黒歴史だと言われるぐらい、今後の活躍を期待したいところですな。