日テレの土曜ドラマ「35歳の少女」ですが、柴咲コウさんが10歳に見えないという口コミも多いですね。
まあ、言いたいことはわかりますが。
でも多くのドラマで刑事に見えないとか看護師に見えないとか、非現実的な職業描写やキャラ設定ってあるわけじゃないですか。
それと同じだと思えば、特別におかしい演技やキャラではないと思うけどな。
10歳に見えないというのは確かにその通りだと思うんですよ。
でも柴咲コウさんはおそらく子役の鎌田英怜奈ちゃんの演技に合わせていますよね。
しゃべり方や声質もよく似ています。
特に心の声ってどっちがしゃべっているのか、わからなくないですか?
僕はずっと子役のナレーションだと思って聞いていましたが、ふと、もしかして柴咲コウさんの声なのかなと思って・・・。
たぶん子役の子がやっているんでしょうけど、本当によく似ています。
僕は倍速機能でスピードを速めているから余計に似て聞こえるというのはあると思うけど、通常スピードで聞き直してもどっちかわからないぐらいですよ。
柴咲コウさんが10歳時の演技に合わせて10歳に見えないということは、そもそも鎌田英怜奈ちゃんの演技が10歳に見えないとも言えます。
まあ、演技というかキャラが10歳にしては幼いんですよね・・・。
ただこれも3話を見ていて思ったのですが、あの子供っぽさはドラマ的に必要だと思うんですよね。
10歳にしては幼いけど、あの幼くてかわいらしい雰囲気が回想シーンで良い味を出していると思う。
これまでは特にそう思うこともなかったけど、3話のお母さんへの謝罪とか幼さが良い味が出ていましたよ。
ドラマ的にはあれくらい幼さが強調されている方がいいんじゃないかな。
僕はあれくらいでいいと思う。
というか、あれくらい幼くないとストーリー的に無理が出てきちゃいそう。
しいて言うなら「おはヨーグルト」とか、無駄にぶっこんでくるのが鬱陶しいですけどw
それも望美の特殊なキャラ設定を思えば、まあ、悪くないでしょう。
ストーリー上、邪魔になる設定でもないですし。
泣きの演技が特にそうですけど、インパクトが強いから余計におかしく見えちゃうんですよね。
でも35歳の少女は現実味のある設定のドラマではないので。
ファンタジーキャラだと思えば、望美はおかしなキャラじゃないと思うな。
お母さんだってよくわかんないキャラだけど、まあ、ファンタジーキャラだと思えば・・・。
ファンタジーでもないのに緊張感のない変顔刑事とか、ぶりっこセクシー看護師とかの方が現実感もなくて嫌かな。
(僕はそういうアニメっぽいキャラ設定が苦手)
ドラマのキャラだと思えば望美はそう違和感はない。(僕はお父さんのキャラの方が違和感あると思うぞ・・・)
それと、坂口健太郎さんがあのキャラを演じるには若いよな。
橋本愛さんも若いけど、いまのところ望美と3歳差の32歳であることが強調されるくだりはないから、年相応のキャラに見えてさほど違和感はない。
結人もちゃらんぽらんキャラなら若く見えるのもわかるけど、2話以降はけっこうまともだからな。
もう少し年上の俳優さんの方が良かったんじゃないかとは思う。
こちらも望美と同級生設定であることを除けば、そう見た目とキャラに違和感があるわけではないけど。
でもこちらは妹と違って年齢が強調されていますからねー。
ちょっと坂口健太郎さんでは若すぎるわな。