フジテレビ系列の火曜ドラマ「10の秘密」で主演を務める向井理さん。
今回は14歳の娘を持つシングルファーザーという役になっています。
向井理さんも今年で38歳ということで。
年齢的には14歳の娘がいてもおかしくはないのですが、そのスマートな見た目からは違和感のある役でもありますね。
娘役は山田杏奈さん。
童顔とはいえ本人は19歳ということで大人びた14歳ですから、向井理さんは父親というよりお兄ちゃんといった雰囲気です。
さらにシングルファーザーと聞いてイメージする生活感、苦労のようなものが顔に出ていないというか・・・。
良くも悪くも向井理さんがかっこいいんですよね。
今回はそのかっこよさが悪目立ちしているという評判になっています。
それに加えて1話での演技に関してもよろしくない口コミがありますね。
確かに娘を誘拐されたという緊張感みたいなものがありませんでした。
もともと役に合っていないイメージからあの演出ですから、演技力に疑問を感じている人もいるみたいですね。
向井理さんといえば1年前の「わたし、定時で帰ります」に出演。
仕事のできる寡黙な上司を演じて評判が良かったです。
僕も見ていましたが、確かにかっこよかったです。
今回は逆に口数の多いキャラなので、そこらへんのギャップもありますね。
そう考えると演技力の問題なのかという気にもなってしまいますが・・・。
ただ一概にそうは言えず、あの緊張感のなさも演出の一部だと個人的には予想しています。
はっきり言って14歳の娘を持つシングルファーザーと考えたら、ミスキャスティングと言われても仕方がない気がしますが。
でもこれが実の娘ではないのであれば印象も違ってきます。
彼自身秘密を抱えているキャラでしたから、娘の安否より自分の秘密が心配なんて可能性も・・・。
いずれにしても1話は謎が多く、すっきり感がないまま終わってしまった印象です。
謎が多いのは当然にしても「1つ目の秘密は明かされたの?」という感じでしたからね。
中盤にさらっと由貴子(仲間由紀恵)が借金まみれだったという秘密が明かされたわけですが。
ラストにドーンと秘密が明かされることをイメージしていたので拍子抜けた終わり方だった感も。
なんにしても僕は向井理さんの役にあっていない感、誘拐の緊張感のなさも演出の1つだと思っています。
ここから評価逆転のドラマになっていくことを期待したいですね!