先日tvNドラマの「半分の半分」が最終回を迎えました。
チョン・ヘイン主演のドラマですね。
話題になることと言えば視聴率の低迷・・・。
元々は16部作だったのが12話に短縮されたことも話題に。
ストーリーが動かないとの批判もあったわけですが、短縮も起爆剤にならず。
11話で自己最低視聴率1.05%を記録し、最終回も1.2%台で終了しました。
なんとか0%台の突入は逃れたと言ったところですね・・・。
1番の問題は脚本なんですけど。
主演のチョン・ヘインも3作連続で同じようなドラマ、同じようなキャラというのもマイナスだったのかもしれません。
ヒット作を連発してきたとはいえ、やや飽きられたところもあるのかもしれませんね。
彼自身に問題があるわけではないのですが、イメージが固定されつつあるのは俳優として今後のキャリアに影響するかも。
イ・ハナも約5年ぶりにボイス以外のドラマでレギュラーを務めたわけですが。
ボイスも3の評価がイマイチだったようなので、彼女もボイスのイメージを払拭したいところだったでしょうが・・・。
半分の半分の出演が特にプラスになることはなかったのかな?
複雑な人間関係によるストーリーのわかりにくさに加え、役者の演技力に関しても議論があったみたいですね。
もちろん、心温まるという好意的な声もあるわけですが、大衆受けする作品ではなかったのでしょう。
同ジャンルで比較されてきた「天気が良ければ訪ねて行きます」(パク・ミニョンとソ・ガンジュン主演)も同じく大衆受けせず視聴率は伸びなかったわけですが。
それでも視聴者からは好評でマニア層も生んだドラマとされています。
このことも半分の半分の印象が低いものになっている原因かも。
また、同じく大コケドラマとして一緒に語られることもあった、キム・ミョンス主演の「おかえり」ですが。
こちらは視聴率0%に突入し、実質地上波ドラマ歴代最低視聴率となり半分の半分より状況は悪いです。
一方でキム・ミョンスのような人気アイドルが主演のドラマだと、海外販売で収益が見込めるので興行的には悪くなかったりするわけです。
チョン・ヘインも人気俳優とはいえ、アイドルのリーチは負けますからね。
興行的にも失敗に終わる可能性がありますね・・・。
僕はおかえりにしても半分の半分にしても、ドラマの評価自体は日本でけっして悪いものになるとは思わないです。
韓国は面白いドラマがたくさんあるので、どうしても現地の視聴者の目も厳しくなるんですよね。
ドラマの放送時間も日本と違って各局がガチガチにかぶっているので、面白いものじゃないと見てもらえないし。
だからレベルが高くなるし、現地の評価がイマイチでも日本の感覚では普通に名作だったりするんですよね。
半分の半分だってこの映像美ですよ。
雰囲気が良いから面白く感じるってこともあるわけですし。
役者目当てで見るぶんには、普通に楽しめる気はしますけど。
現地の評価は良くなかったことは確かですね・・・。