ドラマ「刑務所のルールブック」に登場したソジ。
ソジというのは役名ではなく、係の名前になるのかな。
拘置所にもソジがいて、刑務所のソジと見た目の印象はどことなくかぶりますが・・・。
キャラ的には拘置所のソジは大人しく弱々しい感じ、刑務所のソジはいつも大声で社交的な感じでした。
あんなうるさい奴がいたら他の受刑者の怒られそうだなw
刑務官がいなくても自由に出歩いている謎キャラでもありました。
そして拘置所のソジと同じく、良いヤツそうに見えて実際にはやはり悪いところもあるキャラ。
拘置所のソジは直接他人に危害を加えるような悪いことをしたわけではないんですよね。(食べ物の横領は悪いけど)
ジェヒョクがトルマニに襲われるきっかけを作った人物ではありますが、ソジが意図したことではないですし。
一方で刑務所のソジはそのトルマニの指示のもと、ジェヒョクに薬物を飲ませようとしました。
刃物で脅されても屈しなかったソジが、お金をちらつかせられると寝返ってしまい・・・。
ハニャンが異変に気が付いたからジェヒョクが薬物を摂取することはありませんでしたが。
ソジも私利私欲のために動く人物だったわけですね。
準レギュラーキャラだったのに、あれからは登場することがなかった。
なんらかの制裁とかあったのかな?
ところで、あのときに飲ませようとした薬は皮膚薬だったわけですが・・・。
ステロイドとはいえ、いわゆる筋肉増強剤のステロイドとは違いますからね。
確かにドーピング検査としては違法薬物にはなるのですが、プロ野球選手がシーズン中に飲むのはダメでも、あの時点のジェヒョクが飲んでも問題はないものです。
ちなみに意図されているのかわからないけど、実際に韓国のプロ野球でその成分を摂取してドーピング検査にひっかかった選手がいるようです。
病院の処方に基づいて摂取したものなので服用自体に問題はないのですが、リーグに使用申請をしていなかったのでドーピング検査ではアウト。
実際に出場停止処分を受けております。(厳しいですね・・・)
しかしこの手の話を聞くと、日本のプロ野球界でも市販薬やサプリを飲んで検査に引っかかる選手とかいそうなものなんですけどね。
そういうのがまったくないというのが、薬物検査をしているのかな?と疑問にもなる。(日本人選手がアメリカで検査にひかかった例は複数ある)
違反者が出ないと薬物検査の意味があるのかわからないというのが、薬物検査のジレンマですな。
ソジ役のキム・ハンジョンはドラマプロデューサーが同じ「応答せよ1994」に出演していたようですね。
応答せよではレギュラーキャラというわけではなかったのでしょうが、その縁もあっての起用になったのかな。