あなたの番です7話終了時にHuluで配信された「扉の向こう」。
今回は袴田吉彦さん演じる久住譲のエピソードでした。
今回の「扉の向こう」は初めて本編で死んでいるキャラの回となりましたね。
アパ不倫ら現実の袴田吉彦をやたらと絡めてきて狙い過ぎな感が逆に寒かったけど。
それでも今回はけっこう面白かったですね。
そもそも久住がなんで袴田吉彦に死んでほしいと思ったのか。
イケメン芸能人に似ていると言われるなんて嬉しいことですからねー。
美男美女の芸能人と同姓同名で恥ずかしい思いや嫌な思いをしたとかならわかるけど、それにしても死んでほしいとまでは思わないでしょうし。
まず描かれていたのは女詐欺師が自宅に押し掛けてくるエピソードでした。
袴田吉彦に酷いことをされたからお金をよこせ的な。
人違いと言っても身分詐称、警察を呼ぶと言えば自分で自分を傷つけて「警察には乱暴されたという」と言った具合。
騙すことができなかった女詐欺師は腹いせにネットに「袴田吉彦が身分を偽って住んでいる」と久住の電話番号や住所を公開。
そして、イタ電だけでなく着払いの荷物が届くという・・・。
極めつけは結婚を考えていた恋人に「あなた本当は袴田吉彦なの?」と疑われ、捨てられるという。笑
完全に袴田吉彦は逆恨みされただけというわけですね・・・。
藤井(片桐仁)が言っていたけど、普通の人が聞いても自慢話に聞こえちゃうのも無理はないですしね。
まあ、それでも対人恐怖症になるぐらい(?)精神的にも参ったようで。
そういえば本編で久住がエレベーターから出てくる描写ってけっこうあったんですよね。
でも久住は一階に住んでいるからおかしい描写だったわけです。(僕は全然気が付かなかったけど)
これは袴田吉彦のことで周囲の目が怖くなり精神的に参っている久住にとって、エレベーターの中が安息の場だからだったようです。
ただ単ににエレベーターに乗って上がったり、下がったりを繰り返すだけで落ち着いていたようです。
部屋の中だとチャイムの音1つで気が休まらなかったみたい。
ちなみに、久住がマンションのエレベーターに細工をしている描写がありましたが・・・。
7話のラストでエレベーターに細工をして細川をやろうとしたように、久住はエレベーター製造会社に勤務して細工ができる技術があります。
で、マンションのエレベーターになんの細工をしていたのかと言うと。
袴田吉彦の件で精神的に参り、人の声が怖くなった久住は、エレベーターの音声にもビビるようになっていたようで。
だから、音声を消すような細工をしていたようですね。
だから事件に関係あるようなことをしていたわけではなかったみたい。
何にしても彼が死んでしまったのは衝撃でしたねー。
どんどん人がいなくなって寂しくなっちゃいますね。