知らなくていいコトの第5話では珍しくケイちゃんが仕事中に葛藤するシーンがありましたね。
取材をしていたのは孫を手にかけた本当の動機を語らない殺人犯。
動機が明らかになり仮に刑が軽くなったとしても、本人が望んでいない以上それが幸せなのかということですし。
それが当人のためだという正義感もあり取材をしていたのだと思うけど、最後の最後で葛藤が生まれたわけですね。
殺人犯の動機というのは、それを語らなかった父「乃十阿徹(のとあとおる)」も同じです。
そのことが気にかかり、仕事に集中できなかった面もあるのでしょう。(むしろそれが主か)
父が動機を語らないというのも、何か(誰か)を守るためというのは十分に考えられることです。
となると、今後彼の事件を追っても核心に迫るのは苦労するであろうことが予想されます。
5話のラストで乃十阿徹と対面しましたが、彼は事件のことをそうは語らないのでしょうね。
ちなみに2話の冒頭でケイちゃんが語っていた時系列を見ると
・1985年、乃十阿徹から母が指輪をもらう
・1986年、母とキアヌがロスで会う
・1987年、ケイトが生まれる
・1990年、無差別毒殺事件が起きる
ということになっています。
いまとなっては、キアヌのキの字も出てきませんね・・・。
仮に乃十阿徹が冤罪で誰かを守るために動機を語っていないのであれば、相手は家族である可能性が高いです。
そしてケイちゃんは事件当時3歳ぐらいなので、彼女が誤って毒を入れてしまった可能性は十分に考えられますね。
それなら父が動機を語らないのもわかるし。
「信じられないスクープは私自身のことでした」というのも、自分が事件の真犯人だったということを指しているのかもしれません。
それならつじつまが合うことも多いですな。
5話で犯人の動機というところで葛藤していたのも伏線になりますしね。
そしてキアヌ・リーブスはもうギャグとして処理するのかな。笑
実名俳優を事件と絡めることはないだろうし。
なんにしても僕が言いたいのは、早く乃十阿徹のエピソードをメインでやってくれということです。笑
最終回でガッツリやるのかなー。
1話完結型の受けが良いのかもしれませんが、僕は1つ1つのテーマをガッツリとやってほしいんですけどね。
1話完結だとなかなか味のあるエピソードにならないですし。
乃十阿徹の件も、どちらかといえば尾高さんのサービスシーンの意味合いが強い感じだし。
そういうのが視聴者から求められているのかもしれませんが・・・。
なかなか本格的なミステリーものというのは作られませんね。
恋愛要素で置きにいかないで、仕事とミステリー要素で魅せてもらいたいものですな。