フジテレビ系列で放送されている「リカ」の原作の小説を読みました。
これ、ラストはドラマでどう描かれるんだろう?という終わり方でしたね・・・。
今回は原作から次回2話のネタバレです。(2話以降のことも)
前回は小山内看護師長を突き落として(?)植物状態にしてしまったリカですが。
ドラマを見ると手すりに細工をしたのかな?という感じでしたよね。
そこらへんのことは原作には何も書かれていませんでした。
リカが突き落としたとハッキリと書かれていたわけでもありませんし。
ただ植物状態の看護師長が大矢先生に瞬きで合図をするくだりはありましたね。
それでやはりリカの仕業だと確信する大矢先生ですが・・・。
2話のキモとなるであろうところが大矢先生の医療ミスです。
手術を行うもペアン鉗子(ハサミみたいな医療器具)を患者さんの体内に置き忘れるという大きなミスですね・・・。
パニック状態の大矢先生はリカに言いくるめられ、医療ミスの隠ぺい工作を図ります。
全身麻酔が切れる前に、もう1度お腹を切って鉗子を取り出すというものですね。
もちろん大矢先生は自分の医療ミスを明らかにしてでも事情を説明し、再手術を行おうとしました。
しかし、リカが大矢先生を守るためだと、強引に局部麻酔を打ちお腹を切って・・・。
大矢先生はリカに言われるがまま体内から鉗子を取り出すことにしたわけです。
取り出した鉗子を落とし、それをリカが拾ったことから大矢先生はリカに弱みを握られたかっこうになってしまったわけですね。
ここで疑問なのは本当に医療ミスなのかということですね。
忙しい中に手術をしたわけでもないし、鉗子は大きいものだし、自分以外にも補佐の看護師だっているわけだし。
普通に考えたらありえないミスということですが・・・。
後に、その話を聞いたある看護士は、手術が終わってからリカが1人で患者さんのお腹を切り鉗子を入れたのであろうと推測しました。
大矢先生も焦っていたから縫合痕の不自然さに気が付かなかったのであろうと。
で、そのことを大矢先生に指摘した看護師もリカに狙われることになるわけです・・・。
まあしかし、リカも怖い女ですが・・・。
ドラマ化して高岡早紀さんが自称28歳の役をやるとなると、ちょっと面白くもあるんですよね。
あと予告にある倉田さんを襲うくだりは原作にはなかったですね。
最初からリカが補佐についていました。
リカからしたら大矢先生に話しかけているだけでも倉田が許せないんでしょう。
まあ、やきもちをやくのはわかるけど、実力行使に出てしまうのがリカの恐ろしいところです。
ラストも原作のようなホラー展開になるのか注目です。