そしてユリコは一人になった原作小説は読みやすいしおすすめ

カンテレドラマ「そして、ユリコは一人になった」の原作小説を読んでみました。
ドラマの印象は必ずしも良いものではないのですが・・・。
原作が気になったので読んでみたけど、けっこう良かったですね。

これは僕みたいに小説をほとんど読まない人でも読みやすいと思います。

もともと映像化されることを前提に書かれた小説なのかな?
計8章で1章がドラマ1話分のペースで書かれているんですよね。
これの何が良いって、これくらいで区切られていると読みやすい。




例えば60分時間があるからといって、1時間小説を読めるかと言ったら、そんな集中力はないんですよ。
それよりも10分、20分ぐらいちょこちょこ読んでいきたい。
「そして、ユリコは一人になった」は、その区切りがちょうどいいんですよねー。

今期のドラマで言えば「アリバイ崩し承ります」や「ランチ合コン探偵」は短編小説なので、同じ理由で読みやすい。
だけど長編小説だと、なかなか区切りが難しいというか・・・。
読み始めるのに気合がいる感じがするんですよ。笑

でも短編小説はここまで読もうという現実的な目標を持ったうえで読めるから、初心者でも読みやすいんですよね。
ユリコも1章ごとの区切りがちょうどいいから読みやすかった。




内容的にも面白かったですね。
ゆりこという名前のキャラが複数いるから、なにがなんだかわからなくなるかと思ったけど、そんなことはなかった。
以下、ネタバレ的な表現をしてしまいますが・・・。

僕がドラマを見て不満に思っていたのが、主人公のミステリアスなキャラなんですよね。
ユリコ様伝説というミステリアスな要素があるのに、伝説と関係ない主人公がミステリアスだから・・・。
全部がミステリアスで、ごちゃごちゃしてわかりにくい印象を受ける。




でも原作を読むと主人公も伝説に一応、関係があったんですね。
だからああいうミステリアスなキャラなのか・・・。

まあ、それにしても僕はあのミステリアスキャラじゃない方がいいんじゃないかと思うけどね。
原作はミステリアスキャラじゃないし、悪く言うと怪しいキャラに見えるから。

なんにしても原作小説は面白かったし、読みやすいのも好ポイントですね。
僕の中でのドラマの見方もいい意味で変わると思うわ。




ドラマは出演者のビジュアルがいいから、雰囲気的には好きなんですよね。
でも、なんだか話がわかりにくい印象を受けていたから。
原作を見てストーリーもわかったし、ドラマも楽しめそうです。

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「ボイス」「サイン」「TWO WEEKS」がきっかけで韓国ドラマにハマりました。ジャンルはサスペンス・ミステリーが好き。男らしい男性キャラが好きで、非現実的なアニメっぽい男性キャラが苦手。好きな女優はキム・ヒソン。