ボイス最終回10話の感想と原作振り返り。韓国とは違うラストの展開

日テレの土曜ドラマ「ボイス 110緊急指令室」の最終回を見ました。
最終回はけっこう原作とは違いましたね。

まさか警察署内で銃をぶっ放すとは。笑

別荘では接近戦だったけど、原作だと動き回っての銃撃戦でした。
まあ、これは良い改変だったと思いますよ。

リメイクの何が不満ってキャストの高齢化がね・・・。
走り回るシーンになると緊迫感がなくてギャグみたいになるので、接近戦にしたのは良かったと思う。




原作でラストのドンパチは警察署内ではなく、センター長のマンションの屋上だったかな?
リメイクと同じように犯人の行動を読んでいたうえでの作戦だったので事なきを得ました。

ちなみに原作でも会長は自死したんですよね。
ただ息子を殺すことはありませんでしたが。
息子は精神病院に送られ、そこで殺されてしまったようです。




ただこの殺されたというのが、現実なのか幻みたいなものなのかわかりにくかったんですよね。
そこはリメイクの方がわかりやすくて良かったかな。
会長の自死に関しては原作の方が息子の教育を巡っての葛藤が感じられて良かったですね。

まあしかし、リメイクは原作と比較しちゃうので、どうしても物足りないというか。
物足りないというのも少し違うんだよな・・・。


僕はドラマが始まる前から日本の地上波ではリメイクに向かない作品だと言いましたけど。
実際に見ても同じ印象でしたね。




なんか、本当に原作の良いところを抜き取ったのがリメイクみたいな印象です。
リメイクが悪いとかじゃなくて、リメイクに向かない作品だと思います。


あのリアリティのある残酷な描写とか、やっぱり日本の地上波では無理ですからね。
その日本の地上波で無理な部分があったからこそ、面白さを感じた面はあったと思うし。

あとはやはり真木よう子さんとイ・ハナの差がな・・・。笑
これはドラマ開始前にはまったく予想していなかったけど、2人の声質の差は大きいと思う。




唐沢寿明さんや真木よう子さんが悪いわけじゃなくて、役にあっていないキャスティングってことですね。
サインとTWO WEEKSはキャストもけっこう良い感じだったんですけどね。
ボイスはキャスティングの時点で悪い予感がしちゃいましたね。

ちなみにHuluでオリジナルストーリーの配信がされています。
僕はHuluユーザーだけどこれは見ないですね。
透ファンの方は要チェックと言ったところでしょうか。
本編の透の最後のセリフに、しっかりとアニキが入っていたのは嬉しかったです。笑




Huluは原作も見ることができるのでぜひ。
原作の方はかなりおすすめの作品です。
リメイクでは描かれていないエピソードもあるので、ぜひチェックしてみてください。


>>Hulu公式サイト「ボイス(韓国ドラマ)」

※紹介している作品は、2019年9月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。

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「ボイス」「サイン」「TWO WEEKS」がきっかけで韓国ドラマにハマりました。ジャンルはサスペンス・ミステリーが好き。男らしい男性キャラが好きで、非現実的なアニメっぽい男性キャラが苦手。好きな女優はキム・ヒソン。