ダイバー(ドラマ)原作漫画の感想。面白いけど映画で見たかった作品

現在フジテレビ系列で放送中の「DIVER-特殊潜入班-」ですが。
こちらは漫画原作のドラマですね。
「DIVER-組対潜入班-」という漫画ですが、全3巻と比較的短いですし、どんなものかと読んでみました。

読んでみて思ったこととして、まずは面白いということです。
全3巻で短いということもあるけど、一気に読めるぐらいだった。
それともう1つはドラマよりも映画化してほしかった漫画かな、ということ。

僕は原作を見る前にドラマの1話を見たのですが、そのときにはドラマを見ていくつもりだったんですよね。
それがいざ原作漫画を見ると、ドラマにより物足りなさを感じるようになり、あえて見ることはないかなと思いリタイアしたのですが・・・。

やはりドラマには緊張感がないですよね。
それは仕方のないところではありますが、1話完結で潜入捜査の緊張感を描くって無理だと思うんですよ。

せめて前編、後編の2話は欲しいと思うし、できれば3話はあった方がいいと思う。
1話完結はそれはそれで良いところもあるとは思うけど、ストーリー的にはどうしても物足りなくなっちゃいますね。




それと原作漫画はほぼほぼ主人公1人のエピソードって感じでした。
ドラマでは一応D班というチームにスポットが当たっていましたが、原作ではほとんど空気ですよね。

ただでさえ尺が短い1話完結なのに、主人公以外の登場人物にスポットを当てるとなると・・・。
そりゃあ、ストーリーに深みや緊張感も生まれなくなるわな。
だからこそ僕は映画の方が良い作品になる気がしました。

原作の新興宗教のエピソードを映画化したら面白い作品になるんじゃないかと思ったんですけどね。
僕はドラマでも最終章の前編後編でやると思っていたら、ドラマでは2話の1話完結であっさりと終わってしまいましたね。
あれは緊張感もあったし、オチも良かったし、良いエピソードだと思ったんですけどね。




原作は面白かったけど、そのまま映像化するならドラマよりは映画が良かったな。
もちろんドラマ向きに改変して面白いコンテンツになる可能性はあると思うけど。

それにしても潜入捜査と1話完結は相性が悪いと思うわ。
危険なお仕事という雰囲気が伝わりにくいですね。
原作が良かっただけに、よりドラマに物足りなさを感じてしまいました。

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