ザ・キングと夫婦の世界で明暗が分かれる。PPLキング報道も影響か

現在放送中の二大注目作、SBSの「ザ・キング:永遠の君主」、JTBCの「夫婦の世界」ですが。
今週も明暗が分かれそうですね。
土曜日の放送が終わってから書こうと思ったけど、金曜日の時点でインパクトがあったので書くとします。

夫婦の世界は最終回を前にして、自己最高視聴率を更新しました。
金曜日にやや落として土曜日に視聴率を伸ばすということを繰り返していましたが・・・。

第15話では全国視聴率24.4%、首都圏視聴率は28%(!)を記録しました。
全国は微増ですが、首都圏は1%以上自己最高を更新していますね。

息子役の子の喫煙、飲酒スキャンダルが報じられちゃいましたが。笑
まだ14歳なのに喫煙者独特の頬の質感はあるもんな・・・。




まあ、なんにしても最終回を控えてドラマの方は絶好調です。
ちなみに非地上波番組の最高視聴率はミスター・トロットの35.7%。
近いうちにドラマも30%を超える作品は出てくるでしょうが、夫婦の世界は厳しいでしょうね。
最終回で自己最高視聴率を記録して、非地上波ドラマ最高記録を伸ばしたいところでしょう。

一方のザ・キングは低迷が止まりません・・・。
9話の第一部では自己最低視聴率となる5.8%を記録。
前回6.1%だったので5%まで落ちることはほぼ確実でしたが、さっそく落ちちゃいました。




さらに問題なのが第二部の視聴率まで6.3%まで落ちたことです。
これまでの二部最低視聴率は8.1%ですから、約2%も落ちてしまいました。

同じ時間帯の人気バラエティ「三食ごはん」が12.2%と視聴率を伸ばしてきたので、その影響もあるのでしょうね。

9話はキスシーンの予告があったので、低視聴率がより寂しい結果になってしまいましたね。

前にも書いたけど、ザ・キングはPPL(ドラマの中でスポンサーの商品を登場させる広告手法)が多いことも批判されました。
第9話でも唐突なPPLが批判されています。
そういう報道をされると、より気になっちゃいますしね・・・。
いままで気にならなかった人まで気にしちゃうでしょう。




PPLに関しては多くなるのは仕方がないのですが、もう少しうまくドラマに溶け込ませてほしいという声は多いようです。
「PPL・キング」と言われるようでは・・・。

例えばSKYキャッスルでもわざわざコーヒーを淹れるマシンを映したり、考え事をしながら掃除機をかけて、家政婦の「奥様、私がやりますから」というお決まりの流れがあるわけですが。
まあ、ドラマの流れを切るほど邪魔になっているわけではありません。




でもあれだって「このコーヒーおいしいのよ」とか「この掃除機良いわね」とか、毎度のように余計なセリフがあったら邪魔だと思うんですよね。
ザ・キングはそういう余計なセリフまであるらしいから・・・。

もちろん、それを見てほしくなる人だっていっぱいいるとは思いますけど。(僕はSKYキャッスルを見てネスプレッソのカプセルコーヒーを買うことにしたし。笑)
ザ・キングは開始前からの超話題作だから余計にその手の広告が悪目立ちするんでしょうね。
制作側としてはPPLを断るわけにはいかないし、難しい問題ですね・・・。

今日で夫婦の世界が終わるので、ザ・キングとしても大きなターニングポイントになります。
とはいえ、もはや視聴率が対比されるだけで、ライバル作としては見られていないですからね。




夫婦の世界が終わったところで状況が好転するかは、なんとも言えないところです。
ザ・キングの不振はライバル作による外的要因ではなく、内的要因も大きいですからね。

事前制作だからPPLを減らすこともできないし、どうなることやら。
反撃の狼煙が上がる展開になれば良いのですが・・・。

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「ボイス」「サイン」「TWO WEEKS」がきっかけで韓国ドラマにハマりました。ジャンルはサスペンス・ミステリーが好き。男らしい男性キャラが好きで、非現実的なアニメっぽい男性キャラが苦手。好きな女優はキム・ヒソン。