先日SBSのドラマ「コンビニのセッピョル」が最終回を迎えました。
この枠は前作「ザ・キング」が現地では大コケしたこともあり、悪い流れを引きずらないためにも重要なドラマだったわけです。
僕はコケると思っていたんですけど、有終の美を収めていますね!
僕がコケると思った理由はジャンル的に限られた人しか見ないと思ったのと、若手のドラマが苦戦傾向にあるからなんですけど。
コンビニのセッピョルは原作の漫画も大ヒット作ということですが、主演も原作ファンから好評。
思いの外、安定した視聴率を記録していましたね。
視聴率は初回1部4.8%、2部6.3%でスタートし、最低視聴率は2話1部の3.7%。
最終回は1部6.3%、2部で自己最高となる9.5%で有終の美を収めています。
原作は元々19歳の年齢制限のある成人漫画ということで。
ドラマは15歳の年齢制限がついていますが、それにしても不適切なシーンが話題になりました。
女子高生のヒロインが主人公にタバコを買うようにおねだりしてキスするシーンが代表的ですね。
やや性的なカメラワークが問題視されたこともあるようで。
ヒロインのキム・ユジョンは元々人気子役。
それだけに彼女が性的な部分を中和させた部分と、逆に印象づかせた面もあるのかもしれませんね。
ただ彼女の演技は原作ファンからもキャラに合っていると評判が良いみたいです。
やっぱりテーマ的に一部の人からは受けが極端に悪くなるドラマですからね。
コメディといっても下ネタで笑いを取るシーンもあるわけですから。
でもそういう批判もありながらも視聴率は下がることはなかったわけです。
最終回9.5%って日本的な感覚だと低く感じるけど、いまの韓国地上波ドラマでは普通に凄い数字ですからね。
前評判から言えば20%を記録しないといけなかったようなザ・キングでも8%だったわけですから。
後続作は注目ドラマの1つ、キム・ヒソンとチュウォン主演の「アリス」になります。
コンビニのセッピョルは悪い流れを断ち切って、うまく橋渡しをしましたよ。
ちなみにキム・ヒソンが初めて母親役をやったときの娘役がキム・ユジョンですね。
主演で親子リレーになるわけだ。
しかしキム・ヒソンも当時低迷期とはいえ、凄い役をやっているな・・・。
まあ、米倉涼子の「35歳の高校生」みたいなものですか。(実際に似ているエピソードもあるらしい)
コンビニのセッピョルは日本ではU-NEXTで配信されることが決まっているようですね!
いつ頃になるかは気になるところですが・・・。
U-NEXTって最新ドラマでも1年ぐらい前の作品になるんですよね。
コンビニのセッピョルも1年ぐらい待たないといけないかも。
なんだかんだヒット作と言ってよい結果を残したコンビニのセッピョルです。
ちなみに中国ではすでに配信されていて良い結果を残しているようです。
ここはチ・チャンウク、キム・ユジョンというスターの影響もあるでしょう。
ということは日本でも評判がよくなりそうなドラマですね!
ジャンル的に否定的な人は、最初から見ないでしょうしね。