オー・マイ・クムビ(韓国ドラマ)の感想。面白いけど詰めの甘さも残る印象

16年から17年に放送された韓国ドラマ「オー・マイ・クムビ」を見ました。
これは良いドラマなのですが、ストーリー的に物足りないところも多かったですね。

テーマ的に好きだし、キャラもそれぞれ良かったので満足度は高いんですけど。
最終回も良かったので見終わった印象も良いですし。

ただ僕が物足りないと思う大きなポイントをネタバレ気味に書くと・・・。

・フィチョルの父の敵
・チスとフィチョルの確執の原因
・カンヒの妹の死
・クムビの本当の父親


これら登場人物の過去がすべて別々で、まったく繋がりがなかったことです。
それにより、それぞれの過去があまり深堀されず「あれで終わり?」という印象になってしまった。

例えばカンヒさんの妹の死にフィチョルやチスが絡んでいて、それでチスは刑務所生活を送っていたとかさ。
そこで2人の確執の大きな原因も生まれていたとか。

フィチョルとカンヒの出会いのシーンを見たら、ただの一目惚れには見えないと思うんですよね。
過去になにかあったような風に見えたのに、本当にただの一目惚れだった。笑




細かいところは別の機会に書くとして、それぞれの過去の描写がしっかりしていればもっとストーリーに深みが出たかなとは思う。
あと僕が地味に気になったのが・・・。

クムビがカンヒさんのことを初めて「オンマ(ママ)」って呼ぶのと、カンヒさんが自分のことをオンマって言うシーンは入れた方がよかった。
そこはもっとスポットがあたっていいシーンだと思うな。

まあストーリー上の不満は多々あれど、満足は高いドラマでした。
「オー・マイ・クムビ」の存在を知ったときから、いつか見ようと思っていたドラマなんですよね。

でも、重たい病気の子供が主人公って聞いたら、ちょっと見るのがしんどそうじゃないですか?
だから見るのを先延ばししていたのですが・・・。




オフィスの女王でオ・ジホを見たのを良いきっかけだと思い、オー・マイ・クムビを見たのですが。
見るのがしんどいようなドラマではなかったですね。
病気が進行しても苦しむとか痛がるようなシーンがあったわけでもないですし。
気軽に見られるという表現が正しいかどうかはともかく、重い病気と聞いて身構えることはないかな。(当然、親の苦しみはあるし)

あとクムビ役のホ・ジョンウンも良かった。
マザーのホ・ユルといい、結婚契約のシン・リナといい、子役って作中でどんどん演技がうまくなるな。
病人の演技も良かった。




フィチョルパパも良かったけど、カンヒさんの存在が大きいよな。
フィチョルにとってカンヒさんがどれだけ支えになったか・・・。
カンヒさんがいなかったらクムビの病気以前に詰んでいるし。笑

それだけにフィチョルとカンヒさんのロマンスというのも、もう少し深堀しても良かったと思うな。
あくまでもクムビを通じての仲という感じだったから。
家族愛のニュアンスが強かったけど、作品的にもう少しロマンスがあっても良かった。




カンヒさんがクムビの看病を決心するというのは、クムビへの思い入れだけでなくフィチョルへの愛もないとできないことだと思うし。
でも、そこがちょっと弱い印象・・・。

最初はトラウマを癒してくれるクムビと一緒にいたかったからフィチョルを受け入れたのでしょうけど、その先がね。
その後のフィチョルへの想いってのが伝わりにくかった。
パパとしてのフィチョルを素敵というシーンはあったけど、異性として魅力を言葉にするシーンがあっても良かったんじゃないかな。

とにかくストーリー的にいろいろと物足りないんですよねー。
伏線だと思ったところが回収されなかったり「あれは結局どうなったの?」と思うようなこともあったり。

良いドラマなんですけどねー。
ちょっと詰めも甘い印象がある。

不満があるというよりは、もっと良いドラマになる余地がありそうなだけに、もったいないなという印象。
フィチョルのお父さんのくだりをなくして、チスとの確執にカンヒさんのトラウマを絡めれば・・・。
そうすればフィチョルとカンヒさんのロマンスにも深みが出そうなのにな。




まあでも、好きなドラマの1つですね。
それだけに惜しいという思いも強い・・・。
テーマ的に気になる方は見てみるのも良いかと思います。


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※本ページの情報は20年7月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。