BSプレミアムの「黒い画集~証言~」を見ました。
何度も映像化されている作品のようですが、今回は同性愛というアレンジが加えられていたとのことで・・・。

谷原章介さんと浅香航大さんのラブシーンが凄かったな。
ああいうのを見ると俳優のプロ根性に尊敬しちゃう。

谷原章介さんは昨年のNHKドラマでも同性愛のラブシーンをやっていたからなー。
しかも高校生をラブホテルに連れ込むとか、NHKがやっちゃダメだろ。笑
同性愛のインパクトが強くて問題意識が薄くなるけど、あれはけっこうな問題だよな。




今回の「証言」に関しては、ちょっと時代にあっていないかなと思うところもあり。
さすがに梅沢殺しに関しては警察も犯人を突き止めるだろうからなー。
いまはスマホがあるから交友関係を調べるのも簡単なわけだし。

それにしても、もし石野貞一郎の立場になったらどういう選択を取るのか・・・。
たしかに家族や周囲の人に知られたくない秘密を抱えているわけだからな。

でも、そういうプライバシーを守ったうえで証言することもできるんじゃないかな?
だったら証言するよな。
さすがに自分のせいで冤罪逮捕(しかも殺人罪)されたら穏やかではないですからねー。




彼の葛藤はわかるけど、もう少しやりようもある気がしちゃうな。
結局、精神崩壊して殺人まで犯してしまい・・・。

最後は奥さんに殺されてしまいましたか。
あれも彼は殺されることに気が付いていたのかもしれませんね。




あと、奥さんはどこまで気が付いていたんだろうな?
旦那と梅沢の間になにかあるぐらいは気が付いていそうだったし。
睡眠薬を盗んでいたということは、話を聞く前に殺す気はあったのかもしれないし。
単に浮気を許さなかったというわけでもなさそうだもんな。

まあしかし、普段から酒をたくさん飲んで睡眠薬を飲んでいたのかな?
それも普通に危ないよな。
本当に自死してもおかしくないぐらい追い込まれていたわけだし。




そして結局、真犯人が捕まったというのも・・・。
原作が半世紀以上前の作品だから仕方がないんだけど、現代の感覚なら警察が無能すぎちゃうんだよな。
物盗りの突発的な犯行だったんなら、なんか証拠ぐらい残していそうなもんだし。

まあ、いろいろと思うことはあるのですが、名作の大胆リメイクというのは良いですね。
挑戦的な作品はどんどん生まれてほしい。
今回の「証言」に関しては、現代アレンジが難しいところもあったかな。

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