是枝(瀬戸康史)が良い人過ぎて川奈つぐみ(山本美月)が悪い女に感じる?

フジテレビ系列で火曜日に放送されている「パーフェクトワールド」ですが。
松坂桃李さん演じる主人公である鮎川樹の恋敵である、是枝君(瀬戸康史)も注目を集めていますね!


樹と別れたつぐみが幼馴染である是枝君のプロポーズを受け入れ・・・。
とはいえ、このつぐみの態度というのが釈然とせず、周りを振り回す悪い女のようにも見えてしまいます。

交際がスタートしてからも、樹のことを忘れられないつぐみの気持ちを理解し、支えている是枝君ですが。
是枝君が良い人過ぎるんですよね!




是枝君といえば、最初はつぐみに思いを打ち明けることができず、うだうだしているようなキャラで・・・。
「こんな奴が恋敵かよ」って思ったものですが。笑


それが1度思いをぶちまけてからは、急に男らしくてかっこいいキャラになりました。
つぐみのお父さんからも全幅の信頼を得ている描写もあるので、余計に素敵な男オーラが漂っています。

ちなみに原作の是枝君は幼馴染という設定ではなく、高校の同級生という立場です。
だからドラマと違って、つぐみと是枝君の間に長い親交があるわけではないんですよね。




さらに原作の是枝君も決して悪いヤツではないのですが、つぐみと樹の仲を切り裂くような描写もありました。
だから個人的には2人の仲を邪魔した男という感じで、ドラマの是枝君ほど応援したくなるようなキャラではなかったです。

それがドラマの是枝君はすげーいい人になっていますからね・・・。
その設定のせいで(?)つぐみが悪い女のように見えてしまいます。
結婚式の準備までしていますが、結局は樹と元鞘となるわけですからねー。





まあ、樹のことを忘れるために結婚するという、つぐみの恋敵でもある長沢さんと同じパターンですか。
つぐみと長沢さんが和解し(?)、長沢さんが樹とつぐみを応援するきっかけの1つなるのかもしれませんが。


さすがに結婚まで進むと、ここから元鞘というのがキツイですね。
そりゃあ、つぐみが悪い女に見えちゃうのも無理はない気がしてきますが。

是枝君をここまで応援したくなるキャラにしたのは失敗だった気もしちゃいますね・・・。
是枝君にも幸せになってもらいたいですが。

是枝君の恋といえば、つぐみの妹であるしおり(岡崎紗絵)が是枝君のことが好きなようです。
しおりは晴人との交際パターンを予感させる一方で、是枝君との恋が実る可能性もゼロではないのかもしれません。
7話では失恋をしたと言いながらも、晴人を家に呼び是枝君の反応を伺うようなシーンもありました。




ただ、しおりと言えば、障害者である樹と付き合うつぐみに対してずっと否定的なことを言っていましたからね。
本来なら是枝君がつぐみのことを諦めるためにも、2人を応援した方が自分の恋が実る可能性が高そうなものなのですが・・・。

となると、やはり樹とつぐみの関係を見て障害者への偏見がなくなり、晴人と交際パターンが自然ではあります。
そして是枝君が誰かと付き合うケースがあるとすれば、長沢さんということになるのですが・・・。




原作では樹のことをずっと思い続けている長沢さんに対し、つぐみのことをずっと思い続けている是枝君は気持ちを理解している描写があります。
僕は9巻まで見ましたが、原作では今後2人が付き合うのかな?という印象も受けました。

僕は長沢さんも好きなので、是枝君と長沢さんが付き合わないかなーと思っています。
一方で、ドラマではここまであまり絡みのない2人が付き合うとうのも、こじつけ感がありますからね・・・。




もうドラマの終盤で、樹とつぐみの恋が再燃していくわけですが。
是枝君と長沢さんの関係も動きがないかなーと期待しております。

まあでも、元鞘パターンならもっと是枝君を悪そうなキャラにした方がスッキリしそうなものだけどな。
原作だとつぐみを樹から遠ざけようとする感じだったけど、ドラマだと自然につぐみを支える男になっているからな。

何にしてもドラマ自体は、すげー楽しんでいます!
ただ是枝君が良い人過ぎて、つぐみが是枝君を弄ぶ悪女みたいな風潮にならないかが気になっちゃいますね。