刑務所のルールブックの感想。非現実的なところもあるけど大衆受けの名作

17年にtvNで放送されたドラマ「刑務所のルールブック」(原題、賢い監房生活)を見ました。
これは20年の大ヒットドラマ「賢い医師生活」と同シリーズのドラマですね。
いまもっとも勢いのあるドラマプロデューサーの作品で、17年に復活したtvN水木ドラマ枠で最も高い視聴率11.2%を記録しています。

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11.22👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻

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まずタイトルからして、どことなく取っつきにくさも感じてしまうドラマですが。
このプロデューサーの作品のキャラは一部で非現実的だと批判もあるぐらい、きれいな雰囲気です。

今作もコメディ系なので、刑務所内のエピソードとはいえ主要登場人物は悪人という感じではありません。
非現実的ではあるけど、キャラに愛着がわいて楽しめるところはありますよね。

個人的には刑務所のドラマなんだし、もう少し緊張感があってもいいんじゃない?と思ってしまいますけど。
ハラハラヒヤヒヤというよりは、ハートフル感が強いドラマですね。
それだけに万人受けする雰囲気はあるんじゃないかな。

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僕が好きなのはやっぱりハニャン(イ・ギュヒョン)関係のエピソードかな。
あとは拘置所のエピソードも、かわいそうに見える人でも悪い奴であるということがしっかりと描かれていたのが良い。
刑務所のドラマである以上、そこは重要なポイントですね。




刑務所なのにいい人ばかりで楽しそうな印象だし、それが非現実的だからダメというよりは、犯罪者の美化につながる恐れもありましたからね。
そりゃ犯罪者を必要以上に陥れる必要はないと思うけど、視聴者に罪を軽く見られてもよくないですからねー。
刑務所内でももう少し厳しさが描かれても良かったとは思うけど、そこのバランスは難しいですね。


例えばドラマを見て「薬やってみようかな?」とか、思った人もいると思うんですよ。
ドラマ的にキャラを悪人にすることは難しいと思うけど、罪を憎む部分はもっとあっても良かったかな。
ハニャンは第2の主人公クラスのキャラだし、薬物の啓発はもっとあれば良かったかな。

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それと僕が見ていて気になったのは、けっこう刑務所内を自由に歩いていたこと・・・。
刑務所ってそんなに自由に出歩けるの?って感じで。(夜中に焼却炉に呼び出しとか)

さすがにあれはドラマの中の出来事であり、非現実的なところだったみたいですね。
逆に宗教関係のイベントをやっていたけど、ああいうのは本当にあるみたい。(さすがにタバコの仕入れはできないだろうけど・・・)




なんにしても刑務所だから犯罪者が主な登場人物だからと、拒否感が出るようなドラマではなかったですね。
キャラに愛着がわいて楽しめる感じ。
個人的にはもっとハラハラする雰囲気の方が没入度もあがるんだけどな。
気軽に見られるし、楽しめたドラマですね。

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