ザ・キングの低視聴率はネットフリックスの影響もあるのか?

大注目ドラマ「ザ・キング:永遠の君主」が予想に反して視聴率の低迷ぶりが注目されております。
今週で第8話が終わり折り返し地点に到達したわけですが、いまのところは上がってくる様子がなさそうですね。

金曜日に放送された第7話の視聴率は一部7.0%、二部8.1%で自己最低視聴率を更新。
さらに土曜日の第8話は一部6.1%、二部8.1%で自己最低視聴率が6%台まで落ちてしまいました。
5%台の突入どころか、5%を切らなければ御の字と言えるような状況に・・・。


序盤から興行不敗脚本家キム・ウンスク史上、ワースト作品の可能性を示唆されていましたが。
折り返し地点でこの様子ではワースト作品というのも現実味を帯びてきました。

ただ「ザ・キング」はネットフリックスでも配信されていることから、視聴率だけで評価は測れません。
もともとキム・ウンスクは若い女性ウケする作品が多いようですが、その若い世代はリアルタイムで見ないですからね。




しかもテレビドラマは一部、二部制ですからねー。
僕も詳しく知らないけど、韓国のテレビは日本のように番組途中にCMを入れてはいけないようです。
だからドラマの1話を一部、二部に分割して間にCMを入れるみたい。

それならネットフリックスで1話を一気に見ようと思う人が多くても不思議ではありません。

ですから視聴率の低迷はネットフリックスでも見られるというのも、理由の1つとして考えられます。
幸いにもネットフリックスでも見られるということは日本を含めた海外でも、ほぼリアルタイムでザ・キングが見られるわけです。
そして海外の評価は決して悪くない作品ですし、現地韓国だって熱狂的な支持者はいるわけです。




ただ、それにしてもね・・・。
ここまで視聴率も下がって毎週のように問題が起こり、悪い評価も多いというのがね。
好き嫌いがはっきりと分かれる脚本家なのでアンチもいることもあるのでしょうけど。
そういうことを踏まえても、許容範囲を超えるほどの低迷というわけです。

ファンタジーロマンスとはいえ、あまりにも感情移入がしにくいところもあるようで。
イ・ミンホファンですら、そういうことを言う人がいるんですから、特に彼のファンでなければ尚更感情移入がしにくいのかもしれませんね。

キャラの魅力が薄いとドラマの魅力も半減どころではないからなー。
(逆にキャラが好みならストーリーがイマイチでも満足度は高くなる)




とはいえ、ヒットを量産しているキム・ウンスク作品なので、ここから逆転する可能性はまだ残されています。
毎度言うように、次週が大きなポイントですね!

放送日が同じ大ヒットドラマ「夫婦の世界」が最終回を迎えますから。
放送時間はほとんどかぶっていないので直接のライバルではないけど、夫婦の世界が終わればザ・キングにより関心が向くことが考えられます。
だから次週のタイミングでザ・キングが面白い展開になっていれば最高です。

ただ、ザ・キングは事前収録なのでいまさらテコ入れができないんですよね。
収録時に夫婦の世界がここまでの大ヒット作になるとは思っていないだろうから、次週にピンポイントの仕掛けを入れていることもないだろうし。
折り返し地点を過ぎたところで面白くなることを願うしかないわけですね・・・。




実際、大ヒットドラマだって前半は意外と面白くなかったりしますからね。
SKYキャッスルだって本当に面白くなるのは中盤からだし。
ザ・キングみたいに最初から大注目を集めていたドラマだったら、あそこまで評価が上がる作品にはなっていないでしょう。
前評判が高すぎるというのも、難しいですね。

次週もイマイチだったら「夫婦の世界が終わった来週こそポイント!」とか言うと思いますけど。笑
なんでザ・キングほどの注目作品が、ここまで評価落ちているんだろうな?
本当に視聴率5%まで落ちそうな雰囲気だもんな。
ここまでコケるような作品を作るとも思えないんだけどなー。




まあ、いつもいうけど韓国の視聴者は見る目が厳しいんですよね。
だから現地の評判がイマイチでも面白い作品だっていっぱいあるわけです。
ザ・キングはそのうるさい視聴者を黙らす大逆転展開になるか注目です。

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