サイン兵藤院長(西田敏行)はなぜ嘘をついた?原作ドラマからネタバレ!

テレ朝で「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」がスタートしました。
初回放送では主人公柚木の信頼する兵藤院長(西田敏行)が嘘の検視結果を発表するシーンがありました。


僕は原作を見ているので、その理由についてのネタバレを書いてみたいと思います。
(と言っても細かいことは覚えていないけど。笑)

伊達(仲村トオル)が「科捜研のため」と説得をしていましたが。
原作ではそれと同時に、院長の過去をバラすというような脅しもあったような気がします。
院長は科捜研のために嘘をついた過去があったのです。

元々、院長は伊達ともう1人の3人で解剖医として科捜研で働いていました。(科捜研ではなかったかもしれませんが)
そんな中、1人が過労死で亡くなってしまい・・・。


韓国の法医学の未来に疑問がわいた伊達(にあたる人物)はアメリカへ留学。
院長は1人残されてしまったわけですね。




そんな中で大企業の社長(?)が容疑者の連続不審死事件が発生。
院長は科捜研の未来を思い、莫大な資金援助を受けることを条件に嘘の検視結果を発表したという過去があったようです。

ちなみに、その時の被害者の1人が柚木の父親ということで・・・。
1話で柚木がそのときのことを話しているシーンがありましたね。




警察が自死と決めつけたのに、院長が事故死と突き止めてくれたと。
でも、本当は事故死ではなく他殺だったわけです。


院長は我が子のようにかわいがってきた柚木に過去を知られたくないという思いもあり、伊達の言う通りに嘘の検視結果を発表したようですね。
それに伊達の科捜研のためという思いに折れた面もあったかもしれません。

伊達にしても、形はどうあれ科捜研のためを思って行動しているわけです。
かつては科捜研に力がなかったから大切な同僚を失ってしまった。
だから権力を持ちたいというわけですね。




そして今回の歌手殺害事件に関しても、揉み消しに協力する代わり2度とのその権力者には関わらない。
そして、利権や圧力に影響されない独立した組織として科捜研を作るという条件で動いているようです。

ちなみに日本だと過労死するほど解剖って行われていないと思うんですよね。
だからリメイクでは違った設定になっている可能性が高いですが、何にしても伊達は辛い過去から権力にこだわる男になったのだと思います。




そして兵藤院長は柚木の父親の検視をしており、その結果を捏造したというのは原作通りの可能性が高いと思います。
それは柚木にとってはかなりショックな事実なんですよね。
柚木がその事実を知ったときにはさらなるショッキングな出来事が起きているのですが、それはまた別の機会に!

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