アリバイ崩し承ります2話の原作ネタバレ。ストーカー元夫のアリバイ

今回は「アリバイ崩し承ります」の第2話のネタバレを原作から。
原作の小説、2話のエピソードを見ただけだけど面白いですね。

余計なキャラも出てこないし。笑
普通にエピソード勝負のドラマでいいと思うけどなー。

2話の被害者は医学部教授ですか。
容疑者は第一発見者の弟と元夫であるストーカー男。
弟は借金返済を迫られており、姉の生命保険金の受取人になっているから動機はある。

元夫はギャンブル癖がきっかけで離婚。
最近、お金を無心するために被害者にしつこく付きまとうようになったという。
事件当日には大学にまで押しかけてきて、もめて帰っていった。


2人とも動機もアリバイもあるということですが、ストーカー男が怪しいから彼のアリバイを崩していくエピソードですね。

被害者教授の目撃証言、胃の消化物から殺害時刻が明らかになったわけですが。
その時間に元夫は事件現場である教授自宅近くの居酒屋に友人といた。
途中、8分ぐらい店を抜け出したというわけですが、その時間では犯行を終えて帰ってくるのは無理そうだということですね。




で、そのアリバイがどう崩れたのかというと、警察が死亡推定時刻を間違えていたというものでした。
被害者とストーカー男は共犯で、被害者は借金を抱える弟に保険金を残したいという理由で自らの殺害を依頼したという。
被害者は大病を患わっていたようですが、借金返済期間を考えると病死を待っていられない事情もあったようですね。

だから自死を疑われないように殺害を依頼、医学部教授という自らの知識を使って元夫にはアリバイを与えたというものです。
元夫はまだ被害者のことを愛していたので、最後の願いを聞いてあげたと。

なぜ警察が死亡時刻を誤認したのかというと、被害者が12時に弁当を食べ、15時に喫茶店でケーキを食べた目撃証言がある。
その証言と胃の消化物で死亡推定時刻を出したわけですが。

実際には9時に元夫が大学に押しかけてきて、2人きりで話していると思われた時間でお弁当を食べ。
12時にはお弁当の中に入っていたケーキを食べて。
15時には喫茶店に行き、食べるふりをしてバレないように持ち帰っていたというものですね。




これで死亡推定時刻を誤らせるとともに。
居酒屋にいた夫は少しだけ抜け出すことで、疑わしい時間を作る。
でもその時間の犯行を立証しようとしても、どう考えても無理というわけですね。

今回の美谷時乃ちゃんはアリバイを崩したとともに、弟に保険金を残したいという被害者の願いを叶えることはできなくなってしまいました。
手放しでは喜べない状況になったわけですね。




このような手口で警察を欺くことができるのかどうかはともかく、話としては面白かったですね。
ドラマの方はどうなるかな?
ドラマが浜辺美波ちゃんのプロモ化しちゃうのは仕方がないにしても、その他のキャラが普通だったら文句なしなんだけどな。
原作の評価が高いだけにキャラでごちゃごちゃしちゃうのがもったいないですね。

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