キム・ヘユン(SKYキャッスルのイェソ)の演技が良い!実質主人公

SKYキャッスルの実質的な主人公ともいえるイェソを演じたキム・ヘユン。
子役として数多くのドラマに出演していますが、連ドラのレギュラーは4作目なのかな。
イェソを完璧に演じて19年には「偶然見つけたハル」で主演に抜擢される大出世です。

イェソの成長というのはドラマの大きなテーマの1つです。
キム・ヘユンのわがままお嬢様がハマり役でしたが、実際にはシャイな子なんだそうです。

彼女は200倍率のオーディションを勝ち抜いてイェソ役に抜擢されたようですね。
そりゃあ、はまり役にもなるというものです。

※ネタバレ表現あり

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父の優秀な頭脳と母の強い野心を受け継いだイェソ。笑
親も先生も手のかからない優等生ですが、妹やクラスメイトには嫌われ保護者からの評判も悪い・・・。




印象的なシーンは母の出生の秘密を知ったときかな。
名家の出だと思っていた母が本当は貧しい生活を送っていた。

そりゃあ、お母さんが大きな嘘をついていたわけですから、憎まれ口を叩くのは当然のことです。
「そんな遺伝子が私の体に入っているが恥ずかしい」みたいなことを言うのも、まあ、わからないでもないけど。

わからないでもないけどイェソの場合は怒りに任せて暴言を吐いたわけではなく、ガチでそういうことを思っていそうだからな。
それはお母さんに対してひどすぎるよね、と。(その口の悪さこそ、お母さんの遺伝子なんですけど。笑)

さらにヘナとのバトルで、父の秘密を知ることになり・・・。
あれだけ憎んでいたヘナが異母兄弟だったんだもんな。

父のそんなふしだらな事実を知ってしまったら、そりゃあイェソもおかしくなるだろ。

このシーンも圧巻だわ。
イェソはもともとクラスのみんなと折り合いが悪かったんだろうけど、ヘナはウジュの恋敵ということで、余計に憎んでいたのかな。
ヘナも悪い顔はあったとはいえ基本的には優等生だし、恋敵というだけであそこまで恨むなよ・・・。

まあ、勉強一筋の人生を送っているなか近所に引っ越してきたウジュに一目ぼれ。
1番でないと気が済まない性格なので、ヘナが勉強でもプライベートでも邪魔だったんでしょうね。

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ちなみにヘナ役のキム・ボラとは同じ子役出身ということもあってか、もともと親しい間柄だったようです。
親しいからこそのバチバチ演技ですな。

ウジュがこの2人の相手役としては、やや不足している感じもしたけど。
彼もただのアイドル俳優というわけではなく子役出身だったようですね。




その後、親ではなくキム・ジュヨン先生がイェソの心の支えとなったわけですが。
そのキム・ジュヨン先生がヘナ殺しの犯人で、大好きなウジュが誤認逮捕されてしまい。
精神的に崩れたイェソです。

もうここまで来ると序盤の生意気なイメージもなくなり、親の欲による犠牲者みたいなことになっていますね。
生意気な演技も良かったけど、ここらへんの落ちてきたイェソの演技も良かったわ。
あとウジュに片思いするイェソも普通の女の子っぽくて良かった。




最後は医大に進学して三代医師家系という夢を諦め、自分の決めた道に進むことを選んだイェソ。
いくらウジュのためもあったとはいえ、自分の人生を否定するような決断をしたんだから凄いわ。
しかも不正の件も知らずにやったことだからイェソに落ち度があったわけではないし。

イェビンと一緒におばあちゃんに物申したシーンはイェソの成長を感じましたね。
一方でおばあちゃんが孫娘に鼻っぱしを折られるシーンというのも、おばあちゃんが気の毒にも見える。(祖母と孫娘は仲良しのイメージがあるから)
おばあちゃんも改心していたから、よっぽど孫娘の発言が堪えたのでしょう。笑

このときお父さんはどんな気持ちだったんだろうな・・・。
逃げないで向き合っている姿は立派だけど、イェビンなんか反抗期の真っ盛りだからお父さんに口を利かないだろ。

最後は家族仲も良好なハッピーエンドだったけど、ちょっと都合が良いわな。

イェソは好きなキャラでした。
キム・ヘユンの演技が本当に良かったし、だからこそ実質的な主人公としてドラマも映えたわ。




まあ、あのまま順調に階段を上っていたら、イェソはお父さんみたいな医者になったわけだからな。
すげー傲慢な女医になりそう。
美人女医の噂を聞いてウキウキでやってきた男性患者を木っ端微塵にしそうだわ。笑

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