1987、ある闘いの真実の感想。韓国の実話で登場人物も実名映画

17年に韓国で公開された映画「1987、ある闘いの真実」を見ました。

ウィキペディアによると
>>1987年1月14日の学生運動家朴鍾哲拷問致死事件から6月民主抗争に至る大韓民国(韓国)の民主化闘争を描く韓国映画
というものです。

つい30年ぐらい前に韓国ではこんな出来事が起きていたのか。

正直、日本の感覚で学生運動って聞くと偏見持っちゃうじゃないですか。
赤軍のイメージが強いし。
だから最初は一歩引いて見ていた感はあるのですが・・・。

当時の韓国は軍事政権下ということで。
デモ隊どころか、その場にいた無関係の市民まで武力で制圧するところは恐ろしかったです。
拷問のシーンも怖かったですね。




映画の登場人物もほぼ実在の人物のようですね。
だから拷問致死の警察とかも実名ということか。

よくそういう映画が製作されるものだと驚きますが。
しかも30年前だから、歴史上の出来事といってもほんの一昔前だもんな。

役者さんはヨニちゃん役のキム・テリがかわいかったです。
彼女は架空の人物で、イ・ハニョルに恋する女の子的な存在でした。


そのイ・ハニョルがデモの最中に催涙弾が当たり、亡くなったことが民主化の大きなきっかけになったということで。
催涙弾が当たった直後のハニョルが抱きかかえられるシーンがありましたが、実際の有名な写真そのままでしたね。

映画自体も面白かったですね。
僕は2時間映画を見るときには途中で休憩するんですけど、休憩なしで見られました。


レビューサイトを見ると「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」という作品と一緒に見ている人も多いみたいですね。
こちらも実在の事件が元の映画ということなので見てみたいと思いました。

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