13サーティーン誘拐犯(藤森慎吾)と主人公(桜庭ななみ)の関係は?

ドラマ「13(サーティーン)」の大きな謎となりそうなのが、主人公と誘拐犯の関係です。
1話ラストでは親し気な写真が出てきましたが・・・。
愛し合っていたのか、百合亜が強く依存していたのか。

原作でも2人の関係ははっきりとしなかったんですよね。
今回は原作からリメイクの2人の関係性を予想したいと思います。

※原作ネタバレあり

まず原作では誘拐犯の黒川は、百合亜の通っていた中学校で働いている男でした。
百合亜が男を知っていた顔見知り関係なのかは不明ですが。

百合亜が男に憧れていた可能性もゼロではないでしょうけど、それは考えにくいかな。
元カレキャラもいることだし、百合亜と誘拐犯がもともと親しい関係だった可能性は低いと思う。




ですが、誘拐後に愛し合う関係になった可能性はあります。
ただそれは愛し合うというよりは、強烈な依存関係だと言えそうです。

百合亜は男を愛していたけど、それは単なる依存であり愛ではない。
外に出て元カレと触れることで、その自分の気持ちに気が付くという展開になるんじゃないかな?

とはいえ、愛にしても依存にしても、黒川が大切な存在なら、監禁場所から逃げ出したのはおかしい気もするじゃないですか。
そこは原作の良い改変になりそうです。

というのは原作の百合亜には男に対して「逃げたわけではなく、あなたを探しに行った」というセリフがありました。
おそらくそれは本心ではなく男を油断させるための言葉だったのですが・・・。




リメイクではこれが本心として使われる可能性があります。
というのも原作だと監禁場所から脱出したあと、自ら公衆電話で警察に連絡して助けを呼んでいました。
しかしリメイクの百合亜は誰かに助けを求めている風ではなかったですからね。
本当に黒川を探しに出ていたのかもしれませんね。
それならば保護されたあとも、なにもしゃべりたがらないのもわかる。

そしてその依存関係を強めたきっかけが、百合亜が隠している秘密につながりそうです。
女性刑事が百合亜の隠し事を疑っていましたが、実際に百合亜には隠し事があります。

それは黒川の弟の死ですね。(6、7年前の出来事で、弟には知的障害があった)
百合亜は弟と仲が良かったようですが、弟は百合亜の脱走を手伝ったことがバレて黒川に殺されてしまいました。
そのことが黒川と百合亜の主従関係を強めたのかもしれませんね。




ちなみに原作ではなぜ百合亜がそのことを隠していたのかも、はっきりとわかりませんでした。
死体遺棄を手伝ったということで共犯意識があったという可能性は低そうです。
それよりは百合亜も黒川も使っていた「二人だけの秘密」という言葉から、愛し合っていた(依存関係)線が強そうですね。

次回2話では弟の存在が明らかになるようですが。
死体も見つかるのかな?




原作だと洋風の家だったので地下に隠し部屋があり、そこに死体が・・・という流れでしたが。
リメイクだと和風の家なので土に埋めたということか?
隠し部屋はまだしも、埋めた死体を見つけることができるかどうかは疑問が残りますが。

なんにしても全4話なのでスピーディーな展開が期待できそうです。
原作では主人公と誘拐犯の関係がはっきりとしなかったのが大きな不満ポイントです。
リメイクの1話を見た感じだと、そこがしっかりと描かれそうなので期待したいところですね。




最後に、愛し合っていたとなると避けて通れないのが肉体関係・・・。
原作では百合亜は男の子供を妊娠。
百合亜を病院に連れていかなかったからなのか知らないけど、赤ちゃんは死んでしまったようです。
これもなかなか衝撃の展開だ。

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