神様がくれた14日間の感想。チョ・スンウ、イ・ボヨンも素敵なドラマ

14年に韓国で放送されたドラマ「神様がくれた14日間」を見ました。
イ・ボヨン、チョ・スンウ主演のサスペンスドラマです。

やはり韓国ドラマといえば、サスペンスですね!
さすがに面白かったです。

※軽いネタバレ表現ありです。

ストーリーは誘拐の末に娘を殺された母親が、事件の14日前にタイムスリップ。
同じくタイムスリップした元刑事と協力して運命を変えていくというものですが。


現地では竜頭蛇尾という評価のドラマだったようで。
終盤になっても面白いけどなとか思っていたら、終わり方がイマイチでしたね。笑

どうイマイチだったのかというと、タイムスリップというファンタジー要素があるドラマだったわけですが。
ラストでそこらへんの回収がされていないというか、わかりにくかったですね。

当然運命は変わるわけですが、その後どうなっていたのか・・・。
運命の変わり方もよかったけど、もう少し補足がほしかった。
イ・ボヨンかチョ・スンウのモノローグでもあればよかったのにな。




母親(イ・ボヨン)が経験した誘拐事件と元刑事(チョ・スンウ)の過去がリンクしたり、そこらへんのストーリー的なところも面白かった。
緊張感もあるし、アクションシーンも良かったし、本当にラスト5分が惜しい。

ドンホのシーンをもう少し削ってラストをしっかり描いてほしかったなー。

あと黒幕系の人物・・・。
こいつ絶対黒幕だろ!って見た目(&ポジション)の人がそのまま黒幕で。笑
まあ、それはいいんですけどね。




ドンホの事件の真犯人がね。
ああいう新キャラっぽいのが真犯人というのも受けが悪いところはあるかもな。

僕はマザーで見たイ・ボヨンが母親をやるということで、このドラマを見たわけですが。
またも母性に狂うイ・ボヨンを見ることができました。
ちなみにこちらのイ・ボヨンも母に捨てられ恨んで生きてきたけど、実は父の暴力から逃がすためだったというマザーと同じような展開があった。




娘セッピョル役のキム・ユビンちゃんもかわいかったなー。
演技もマザーのホ・ユルと比べたら落ちるけど、普通にうまかったしな。
なにより愛らしい。


ちなみにセッピョルがミナ(2度目は父)から離れなかったら、誘拐事件は起きていなかったかもしれないんですよね。
本当に父親が大失態だからなー。
父親はいろいろとやらかしていて、結局彼の何がダメだったのか、わからなくなったな。笑

そしてチョ・スンウがかっこよかった。
彼は「秘密の森」で見たことがある俳優だけどキャラが真逆。
秘密の森は脳の手術の影響で感情を失うという、文字通りの鉄仮面キャラでしたが。




今回はチンピラ風の気のいい兄ちゃんみたいな感じで。
頼もしい感じもあったし、かっこよかったな。
「俺のお嫁さんならできるだろ」ってセッピョルに語り掛けるのがかっこいい。

あと、イ・ボヨンとチョ・スンウに恋愛要素がなかったのも良かった。
イ・ボヨンは既婚者だし、娘の命がかかっているわけだから、それどころではないのですが。
ドラマ的に少し匂わせるぐらいありそうなものだけど、男女の関係を一切感じさせなかったのは良かったわ。


それにイ・ボヨンだけでなく、ドンチャンのお母さん、ミナ、大統領夫人も、良くも悪くも母の愛情を感じさせましたね。
大統領夫人ももう少し出番があった方が終盤に深みがでたかなー。




まあでも「神様がくれた14日間」は楽しめたドラマでした。
セッピョルが苦しい目にあうのを見るのはつらいけど、思ったほどでもなかった。
個人的にはマザーの虐待の方がよっぽど苦しかったし、その点も見やすかった面はありますね。
終わり方に目をつむれば普通におすすめできるドラマでした。


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本ページの情報は20年1月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。