バーニング・アイスのネタバレ感想。グオ・ユー(ダイ・シュー)が印象的

中国ドラマの「バーニング・アイス」を見ました。
ミステリー作品ですが、話もわかりやすくて面白い作品でした。

今回はネタバレ表現ありの感想です。

キーとなるのが謎の連続殺人犯「雪だるま」の正体ですね。
その正体であろう人物が中盤に登場すると、その人がそのままラスボス的な存在でした。
なんか黒幕っぽい人がいるのかと思ったらそうではなかったですね。




ただそれに近い存在として、グオ・ユー(ダイ・シュー)がいたわけですが・・・。
アイドル系のルックスで、頭も切れる弁護士の卵。
しかし、何やら訳ありの過去を持っていたようですが。

このグオ・ユーがどんどん悪くなっていくのがね。
最後の方はイライラしましたが。笑
僕は恋人のフイルーが悪女っぽくなっていくのかと思ったら違った。




結局はすべてグオ・ユーが悪かったんですよね。
グオ・ユーがチンピラのホアンマオをフイルーに紹介したことから、悪い方に引き込まれていき・・・。
あげく、フイルーと交際するためにそれに反対する兄や自分の過去を知っているルオ・ウェンを死に追いやり。

事務所の先輩まで自分の身代わり的に見殺しにしたからな。
しかもその証拠映像をネタに雪だるまと手を組むし・・・。

1年後には事務所の所長になるなど急な出世を遂げている様子で。
身なりもきちっとして、かなりの男前になっていましたね。
男前になって見た目の印象はより良くなったのに、腹の立つ男になっていましたね。




グオ・ユーがあそこまで落ちるなら、すべて彼の描いた絵という流れでもよかったかなー。
ホアンマオに話を持って行った時点からこうなることを予想していて。
で、彼の計画通りに地位やお金、さらに好きな女も手にするという・・・。

まあでも、ルオ・ウェンのことまでは計算できるものじゃないから無理なのか。

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无证之罪…….

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ラストのフイルーが殺されそうになっているのに、ワーワーわめくだけなのが腹立つ!
そして男らしくけじめをつけたように見せたシーンもありましたが。

「いまさらまったく同情できないよ」とか思っていたら、けじめのシーンも嘘で、やっぱり同情できる男ではなかったという。
最後までどうしようもない男だったな。




あとは、もう少し彼の過去を掘り下げても良かったかな。
最初の方は好青年っぽい感じでしたしね。
母親が父を殺した事件の証拠隠滅に関わっていたようですが、それだけだったのかな?
イェン・リャンの口ぶりからすると、過去に婦女暴行もやらかしたのかと思ったけど。

グオ・ユーが落ちていくというか、本性を現すところもなかなかの見ものでしたね。
演じたダイ・シューも良い役者さんでしたね。
良い役者だからグオ・ユーにイライラするんだよな。
日本でリメイクされたら、グオ・ユーはアイドル系の人が演じて微妙なことになりそう。




逆にフイルーはずっと良い子でよかったわ。
フイルーも腹の底が読めない雰囲気だったけど。

ルオ・ウェンを信じて、グオ・ユーと別れていれば後の危険もなかったのにね。
あそこでグオ・ユーを受け入れちゃったから・・・。

しかし見ごたえのあるドラマでしたね!
刑事2人の恋愛要素がほぼゼロだったのも良かったな。




あの2人が本当に恋人同士になって婚約していたら、それはクライマックスもごちゃごちゃしすぎるからな。
やっぱりミステリーものの主人公バディはあからさまな恋愛要素は入れない方がいいわ。
それを匂わすぐらいがちょうどいいな。

とにかくこれはおすすめのドラマです!
2話の後半、ルオ・ウェンが登場してからがグッと面白くなりますね。

バーニング・アイスはHuluから見ることができるのでぜひ見てください。
これは見てよかったと思える作品でした!


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※紹介している作品は、2019年12月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。