悪との距離(台湾ドラマ)のネタバレなし感想。大事件当事者の家庭が描かれる

19年の台湾ドラマ「悪との距離」を見ました。
これはテーマ的に気なっていたドラマなんですよね。

以前「リーガル・サービス」を見て台湾ドラマに触れたのも良いきっかけとなり、悪との距離も見てみました。

主な登場人物は無差別大量殺人の周囲の人たちですね。
主演に死刑囚の妹、被害児童の母、死刑囚の担当弁護士。
あとは死刑囚の妹の同居人も主演クラスかな。

テーマ的にもけっこう暗い感じで話が進んでいくんですよね。
(FF10の笑顔の練習みたいなことをやっていたシーンは笑っちゃったけど)
見応えもあったしこれは好きなドラマ。

好きなドラマであることを大前提として、あえて不満をあげるとすると・・・。
僕はもっと第三者が事件の当事者たちに絡んでいくシーンがあればよかったと思う。
特に死刑囚の妹が第三者からひどい仕打ちを受けるようなくだり。




実際に加害者家族がひどい仕打ちを受けるシーンもあったんですけど。
でもそれは相手が第三者じゃなくて、被害者遺族だったんですよね。

マスコミのひどい報道にしたって、それを指揮しているのが被害者遺族だし。
理不尽といえば理不尽なんですけど、被害者遺族ならやり場のない怒りを加害者家族にぶつけるのも仕方がないのかなと思ったり。
そこらへんのモヤモヤが・・・。


第三者が正義感から誹謗中傷するとか、よくあるじゃないですか。
ああいうので苦しむ姿があった方がより感情移入しやすかったかな。
加害者家族、被害者遺族ともにかわいそうだったから、第三者が仮想敵としていてくれた方が良かったかな。

しかし、この子の幸薄感が良かったな。(ドラマ的に)
みんな演技がうまいから入り込めるけど、特に凄いと思ったのが同居人の弟。
精神病患者の役でしたが、あれは凄い。




あと、なんで妹はあの素敵なお姉さんと同居していたんだろうな?
正体を知って支援していたというならともかく、そうじゃなかったからな。
世話好きなところがあったのかな?
あの2人の馴れ初めもやってほしかったわ。

それと弁護士さんが自分の理念を熱く語るシーンがあったんだけど、それを酔っぱらったら状態で熱く語るから・・・。
あれじゃあ、うざいヤツになってしまうだろう。笑




あとあの弁護士さんがタバコを吸う設定もいらなかったと思う。
リーガル・サービスの主演女優も吸っている設定だったし、スポンサー絡みの大人の事情があるのかな?

日本のドラマでも絶対にタバコ吸っていない肌のきれいな女優さんの喫煙シーンとかありますもんね。
ああいうのは萎える。

まあ、あまり不満ばかり言うのもあれですが、さすがの名作ドラマでしたね。
事件の当事者(加害者家族、被害者遺族、弁護士)それぞれの家庭が壊れていくんですけど。

しかも死刑囚の妹が報道局に入社して、その上司が被害児童の母親というね。
妹の正体がバレてからの展開が見ものでした。




例えばこれが日本のドラマだったら、もっと家族愛とか恋愛パートとかあると思うんですよね。
つらい境遇を家族愛で乗り越えたり、素敵な異性が支えてくれたり。
そういういかにもな展開がないからこそ、いろいろ考えさせられて良いと思う。
重たいテーマをしっかりと描いていた。
第三者の無責任な視点がもっと描かれていれば、さらによかったとは思ったけど。

なんかシーズン2の制作が決定しているとかあるけど、それはぜひお願いしたい。
悪との距離は全10話なんですけど、僕は全11話だと思っていたんですよね。(11話目はメイキングだった)
最終回を見て「この展開から残り1話はめちゃくちゃ面白そうだ!」とワクワクしていたら、終わっちゃったから拍子抜けたところもあった。笑




でシーズン2は第三者視点を入れてほしいわ。(しつこいけど)
あとは韓国でリメイクというのも良いな。
尺も倍ぐらいになりそうだし、さらに見応えのある作品になる可能性も十分。

悪との距離はU-NEXTから見ました。
全話パックで1540ポイントですか。
別途課金しなくても継続ボーナスで毎月1200ポイントもらえるので、それで見ることができますね。
僕も貯まったボーナスポイントで見ました。




悪との距離はテーマ的に、あえておすすめすることもないんですけど。
加害者家族、被害者遺族、担当弁護士の家庭にスポットがあたったドラマ。
あとは精神病患者というのも1つのテーマでしたが、そこらへんに思うことがある方は見てみると見応えもあるのではないかと思います。


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※本ページの情報は20年3月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。