韓国ドラマ「まぶしくて」で登場した広報館の人たちが、いずれも個性的なキャラでしたね。
「シャネルおばあちゃん」「ドラえもんおばあちゃん」は、あだ名もあったので印象的です。

※ネタバレ表現あり

・シャネルおばあちゃんはどうなった?

広報館の人たちというのは、本当は療養病院の人たち。
広報館というのは認知症のヘジャ視点で見たファンタジー世界だったわけですが。


現実路線でも登場したドラえもんおばあちゃんと違い、シャネルおばあちゃんはファンタジー路線でしか登場していません。
ファンタジー路線では自ら命を絶ったということですが、本当はどうなったのか確実なことはわからないんですよね。

おそらくシャネルおばあちゃんも療養病院の患者さんで、そこでヘジャと仲良くなったのでしょう。
息子に会えないというのも本当っぽい。




でもシャネルおばあちゃんとジュナのやり取りに関しては、すべてヘジャの勘違いによるファンタジーだと思われます。
ジュナの正体は療養病院の医師だったわけですし、嘘をついてお金を巻き上げるなんてことはないでしょう。

そしてシャネルおばあちゃんの葬儀が行われたので、死んだのは死んだのでしょう。
だから変死体が見つかったというニュースもおそらくシャネルおばあちゃんのこと・・・。




となると、ジュナとのやりとり以外は現実路線と考えられそうですね。
もちろん、死んだのもヘジャの勘違い(ファンタジー)である可能性はあるけど、それなら現実路線で出てきただろうし。
シャネルおばあちゃんの死は悲しい出来事だったな。

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・ドラえもんおばあちゃんに違和感

ドラえもんおばあちゃんは療養病院の患者であり、現実路線でも登場。
死期の近づいた娘がいたという、こちらも悲しい事実が明らかになりました。

一方で気になるのは、序盤のドラえもんおばあちゃんです。

確かに終盤はポケットからいろいろなものを取り出して「ドラえもんおばあちゃん」っぽかったですけど。
登場してからしばらくは逆にポケットに物をしまい込んでいたから、盗み癖があるおばあちゃんにしか見えなかったからな。
あの盗み癖みたいな演出はなんだったのか・・・。




おそらくあれは療養病院に悪いイメージを持っていたヘジャの妄想ということでしょうか・・・。
現実路線のドラえもんおばあちゃんも、ドラえもんみたいにあれこれ物を出していたからな。
盗み癖はファンタジーかな。

しかし、伏線の回収が難しいファンタジー路線も、ヘジャの認知症ということでうまく回収されたもんなー。
夢オチと思えばネガティブに聞こえますが、必ずしもファンタジーなドラマではなかったわけですからね。
本当に秀逸なドラマだ。

・認知症を新しい視点で描いた名作

認知症を正しく描いているとは思わないけど、新しい視点で描いているのは面白い試み。
実際に家族のことでも、息子だか孫だかわからなくなることはあるわけですしね。

息子と嫁のことを自分の親と思うのは無理のない描写だと思う。
たまに正気に戻って(?)親らしいふるまいをするのも良いシーンでしたね。

キム・ヘジャが亡くなったときには、間違いなく大きなスポットが当たるドラマでしょうね。
主人公と女優が同名という、キム・ヘジャのために作られたドラマです。
キム・ヘジャのほかの出演作を見たことないから「まぶしくて」のヘジャがキム・ヘジャそのものに見える。

しかし80歳も近いのに、あれだけのセリフを覚えられるのが凄いよな。
まさに大女優。
まぶしくてのような大女優に敬意を示す、秀逸な作品を作ったのは素晴らしいことだ。




認知症は日本でも身近な症状だし、身内に認知症の方がいる人も多いでしょう。
ネガティブなイメージのある認知症ですが、ポジティブな面を出しながら感動作にしている名作です。
まぶしくては家族に認知症の人がいる方にも見てもらいたいですよね。(まぶしくては嫁姑関係が素敵だし)
認知症ネタバレまでの前振りが長いですけど、ネタバレ後のラスト2話は感動作です。

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